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介護の仕事って実は楽しい!楽しいところを紹介

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メディアで取り上げられるのは介護という仕事の暗い面ばかり……。しかし、統計を取ってみると、実に88%の方が「仕事が楽しい、面白いと感じたことがある」と答えています。

影の部分だけ見ていても、その本質は見えてこないもの。今度は光の部分も見てみましょう!

介護施設の利用者さんと深く関われる

介護は人と人が直接接する仕事ですから、人間関係が何より重要になってきます。職場の人間関係だけでなくサービスの提供者と利用者の間にも絆が生まれることがこの仕事の最大の素晴らしさだと言ってもいいでしょう。

認知症になっていたり、自分で身の回りのことができなくなったりしていても、高齢者が私たちの人生の先輩であることに変わりはありません。私たちがこれから経験することを既に経験している、そんな方と仲良くなれて、お話ができるというのはとても貴重なことです。

自分にない人生経験を持った方と関われる喜び

高齢者の方の中には、私たちが今後経験することがないであろうことを経験している方ももちろんいらっしゃいます。

ちょうど太平洋戦争を生き抜いてきた方々と接する機会もあるかもしれません。社会的にだんだんと薄れかけている戦争の記憶を直接聞いてみるのも、きっと自分の学びになるはずです。

利用者の経歴は様々です。大企業の社長だった人、学校の先生、医者、ホームレス生活を耐え抜いてきた人まで、人生が長い分価値観も様々でしょう。

積極的にお話すれば、人間の面白さを感じられるに違いありません。

利用者からの感謝の言葉

利用者からかけられる感謝の言葉もまた、仕事を続けるうえでの大きなモチベーションになります。

高齢者の中には、認知症を患っている方もいるでしょう。しかし、それだからこそ、彼らの感謝の言葉には一点の曇りもありません。

他の仕事では、自分の仕事で喜ぶ人の顔を見られない、想像して頑張るしかないという業務が多いかもしれません。しかし、介護は実際にお客さんの顔を近くで見ることができます。これは予想以上に重要なことだし、この仕事の最も大きな長所です。

趣味を介護の仕事に活かせて楽しい

介護職の仕事は単純に言えば、「利用者を喜ばせる」ことだけが目的ですから、そのためには常識の範囲内ではありますが、極論何をしてもいいのです。

そのため、介護のお仕事は決まった業務も多いですが、創造性が試される部分も非常に多いです。そして、自分の趣味をその部分に活かすことができます。

介護の職場で活かせる趣味の例

例えばレクリエーションの時間。あなたの趣味が演劇なら芝居をやってもいいし、マジックが好きならマジックショーをやってもいい。この時間は完全に趣味=仕事になるわけです。

他の仕事ではなかなかそうもいきません。

その他にも、手芸が好きなら楽に横たわれるようにクッションを作り、パソコンが好きなら施設のHPを担当してもいいですね。

他にも、物を作るのが好きなら利用者の方と一緒に小さい作品を作ってもいいですし、歌が好きなら披露できるチャンスもそこら中にあります。

このように、とにかく好きなことを仕事の場で実践できるのが介護、というわけです。

介護を通して家事が上手になる

高校や大学に通っているときはコンビニ弁当や外食ばかりという若い人も、介護の世界に入ると信じられないくらい家事が上達するそうです。

家事が上達しても大した意味はないと思っているかもしれませんがそんなことはありません。

意外と家事は、日常生活の中で大きな比重を占めます。洗濯や掃除、料理、買い出し、ゴミ捨て、水やり、全部羅列してみるとだいぶ時間を取られていることが分かると思います。

家事が多い、だから主婦はなかなかフルタイムで仕事ができず問題になるのです。

したがって、家事がスピーディーにできると日常の中で他のことに使える時間がぐんと増えるのです。

介護職が絶対する業務の一つとしてベッドメーキングがありますが、介護の仕事をして一年もたてば1分もかからなくなるのです。

家事の勉強を、お金をもらいながらやっていると思えば、介護の仕事もなかなか楽しいですよ。

平日が休みになるのでお休みが楽しい

万人が共感するのがこの項目かもしれませんね。

一般的な会社は休みが土日です。

しかし、介護の仕事はシフト制の場合がほとんどなので、休みは不安定です。

逆にそれは、人気の観光地やお店にすいてるときに行けるということも意味しています。

平日休みはとても便利です。仲のいい友達もシフト制で働いていたり、有給が取れる環境だったりしたら、一緒に空いている場所で遊ぶことができますよ。

大型の娯楽施設だって、平日はすいているでしょうね。

最後に

他にも、「充実している仕事」や「程よく体を動かせて健康にいい」を言う意見がありました。

仕事が充実している感覚というのは、どの仕事の分野においても感じられます。しかし、今はパソコンを使った仕事が多くなってきているので、体を動かせる仕事は減ってきています。

もし、あなたが介護に興味があって、「でも介護職はつらいらしいし」という理由であきらめようとしているならそれはとてももったいないことです。

パートなどで無資格から働けるような求人もたくさん出ているので、是非探してみて下さい。

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