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介護の求人を世田谷で探すなら知っておきたいお仕事傾向

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介護求人を探す際の世田谷三軒茶屋のイメージ

都内随一の広さ・人口を持つ世田谷区。総人口は約90万人。男性が約42万人で女性が約47万人となっています。

そんな人口の多い区ですが、その分介護業界の求人も多くなっています。

今回は世田谷区の介護求人についてまとめました!都内で転職をお考えの方は見てみてくださいね。

2017年最新版世田谷区の高齢者人口と介護求人需要

2017年7月の世田谷区のデータによると、区の総人口は89万8,415人。男性の人口は42万6,299人。女性の人口は47万2,116人となっています。

区の中でも一番人口の多い地域はやはり世田谷地域で24万6,465人。次いで多摩川地域が22万2,168人となっています。

前年同月比で総人口が6,939人も増えています。

人口の多い世田谷区の高齢化状況

そんな世田谷区の高齢者、つまり65歳以上の人口は18万とんで894人。全体の20.13%を占めます。

また、75歳以上の後期高齢者となると、9万2,618人です。なんと65歳以上の高齢者51.20%。半数以上が後期高齢者という統計がでているのです。この、高齢者における後期高齢者の割合は全国でも珍しいレベルです。

この高齢化率自体全国的に見ても多くはありません。しかし、人口が多いので、相対的に高齢者の人口も上がっていきます。

介護職の求人の需要はどれくらい?

75歳以上の後期高齢者となると、何らかの形で福祉施設を利用している方が多いでしょう。もちろん元気な方もいらっしゃいますが、高齢化が進むうちになにか生活しづらいような状態になってしまうことが大半です。

そのため、区では今後も要介護者、介護施設の数は共に増加していくと見られ、介護職の転職に困る環境にならないことが想定されます。

世田谷区の介護施設の従業員の規模感

区の事業所の常勤・非常勤を含む人数では、5人未満の事業所が一番多くなっています。全体でも10人未満の事業所が63%となり、半数を大きく超える結果になっています。

30人未満という大きな括りにすると、全体の90%にまで上ります。基本的に小型の事業所が多い傾向があります。

特に居宅の介護支援の場合は8割が5人未満と答えていて、少人数である傾向が高くなっています。

各事業所の非正規社員の割合

各事業所の非正規社員の割合は、1割未満が一番多くなっています。

基本的に正社員のみで構成されているような施設・事業所が多い傾向にあります。半分以上が非正規社員である企業は非常に少ないというデータが出ています。

非正規社員は、事業所が大規模になればなるほど割合が高くなる傾向にあるようです。

この結果を見ると、非正規よりも正規社員の方が求人が見つかりやすいことが想定されます。実際に求人情報を見てみても、比較的に非正規よりも正社員の求人が多い傾向があることがわかりました。

介護職の働きやすさはどう?人手と経営は安定しているのか

世田谷区の事業所では人材が概ね以上確保できている割合が全体の46.6%。不足している割合が52.2と、人材が確保できている事業所よりも割合高くなっています。

この割合を見ると、だいたい五分五分の割合で人材が足りていない施設に当たるということになります。

従業員規模別に見ていくと、従業員が多い事業所ほど不足の割合が高くなっていきます。やはり大手となれば職員の人数も増えますが、利用者の人数も増えていきます。大手の施設だからと言って人手が足りているというわけではないようですね。

どんな事業所なら安定しているの?

世田谷区の事業所の採算を見ると、「赤字」と「黒字」の双方とも34.5%となっています。次いで「損益なし」が23.6%となっています。

事業所の種類別だと、居宅介護支援では赤字の割合が、その他の事業所では黒字の割合が高くなっています。また、短期入所療養介護では、全ての事業所において黒字という回答が帰ってきたというデータがあります。

また、事業所の従業員数が多いほど、黒字の割合が高くなっており、5人未満の事業所では黒字よりも赤字の占める割合が高くなっているような状態です。

福利厚生やキャリアアップ制度は大手が充実

また、平成24年に介護雇用改定に伴う雇用管理の対応は、「一時金の支給」や「基本給の引き上げ」などが行われています。区のデータによると、これらの対応がしっかりとなされているのは従業人数が多いところの方が多い結果でした。

キャリアアップの仕組みの整備に関しても従業員の多い施設の方が整備をしっかりしている傾向にありました。この傾向に関しては、人数が少ないからそもそも整備の必要がないという理由があります。

人の充足なら少人数施設・経営の安定なら大規模施設

以上のデータを見ると、人数が足りている、比較的に時間に余裕のある事業所で働きたい場合は、小規模事業所。忙しくてもいいから福利厚生や経営の安定性を求めるならば大規模事業所がおすすめということになります。

世田谷区は今後も介護求人が拡大!自分好みの職場を探そう

p>世田谷区の職場にはさまざまな傾向があることがおわかりになりましたでしょうか?他の地域ではしていない調査を行っている面もあり、区単位で福祉・介護業界への定着率の向上に努めていることがわかるデータ群でした。

区には小型の事業所が多いですが、大型の事業所も存在します。今後も介護求人の需要拡大によって大型施設は設立されていくでしょう。

そんな中で、自分がどのように働きたいのかを考えて求人選びをすることは非常に重要です。こちらの記事があなたの仕事選びの一助となれば幸いです。

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