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介護業界で高待遇な求人を見つけるコツ!優良施設で働く

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介護業界にホワイト施設はあるの?高待遇な求人を見つけるコツ

介護業界は慢性的な人材不足が社会問題となっているため、現在は数多くの施設が展開されています。

さまざまな求人があるので、自分で高待遇の施設を見極める必要があります。

今回は「ずっと働きたい」と思えるような施設を見つけられるように、高待遇の求人を見つけるコツを紹介します。

そもそも介護業界での高待遇とは?

そもそも、介護施設での高待遇とはどのようなものを指すのでしょうか?以下に基準を紹介していきます。

休日

実は介護業界の平均年間休日は105~110日で、意外と多いです。しかし、ホワイト施設とブラック施設で待遇に大きな差があり、年間休日95日の施設も見られます。

休日が90~100日しかない施設は避けて、105日前後を探すのが得策です。年間休日が110~120日ある施設は、高待遇であると判断できます。

給料

基本給をチェックすることは勿論ですが、キャリアアップできるか確認することが大切です。

キャリアアップできる施設は給料がアップしていくため、最終的に高待遇となる可能性があります。

資格保有者に対して優遇してくれる所は、ホワイト施設と考えて良いでしょう。

ボーナスの有無、ベテランに対する待遇までチェックすれば本当の意味で給料が高い施設を発見できます。

人間関係

人間関係を見極めたい人は、現在働いているスタッフの年齢層をチェックしてください。

20~60代でバランス良く働いている施設は、人間関係が可能性が高いです。

新人教育が厳しいと若手職員が減り、ベテランが優遇されない場合は年配の職員が少ない傾向にあります。

つまり、年齢層のバランスが良い所は、これらの問題がないことを意味します。職員同士で適度にコミュニケーションをとって働いている可能性が高いので、年齢層は高待遇を見つけるコツと言えるでしょう。

資格支援

介護業界には初任者研修・介護福祉士など、資格の種類が豊富です。一般的に資格を取った方が良いため、施設が資格取得を推奨しているケースがあります。

資格取得には費用がかかりますが、施設に負担して貰えば出費を抑えることができます。資格支援を実施している施設は良いスタッフを育てようとしている証拠なので、待遇の良い条件を提示している可能性が高いです。

ブラック施設の特徴を把握しておきましょう!

高待遇の施設に勤めるために、低待遇の施設を避ける必要があります。

ホワイト企業に対して、悪質な業者をブラック施設と表現します。ブラック施設の特徴を知ることで、高待遇の求人を見つけやすくなります。

ブラック施設の特徴

ブラック施設の特徴は以下の通りです。

  • 求人を出し続けている
  • 給料が高過ぎる
  • 資格不問
  • 交通費全額支給

ブラック施設は人材不足を解消できるように、「どんな人でも良いから雇いたい」という方針で求人を出しています。

転職サイトをチェックすると毎回求人が出ている、さまざまな転職サイトに求人が掲載されている施設は注意が必要です。

給料が高い施設は要注意⁉

最も気を付けた方が良いのは、給料が高過ぎるケースでしょう。

厚生労働省が平成25年の介護業界の月給を調査した結果、介護士は月給約22万円が平均です。ボーナスは1年間で約46万円、年収は約310万円となります。

給料が明らかに高い場合は人手が不足しています。

休みが取れない・過酷勤務を強いられる・サービス残業が多いといった事情があります。

施設を見学すれば給料の高い秘密が理解できるので、介護業界は転職する前に施設見学するのが得策です。

高待遇過ぎる施設は裏がある!

給料の他に資格不問・交通費全額支給といった、応募者にとって嬉しい情報が掲載されている時も要注意です。

高待遇過ぎる施設は、「何か裏があるかも?」と疑ってください。一般的な施設では、初任者研修を修了していることが応募条件に組み込まれています。

資格不問には、先述したように「どんな人でも良いから雇いたい」という方針が隠れています。資格以外の部分で不満要素があるかもしれないので、ホワイト施設であるか慎重に見極めましょう。

交通費は支給してくれる施設も多く見られますが、1~3万円程度の上限を設けています。黒字になっている施設でも、実際はギリギリの状態で運営しているものです。

応募者を増やすために交通費全額支給を掲げている可能性が高いので、応募しない方が良いかもしれません。

【給料篇】施設によって待遇の良いポイントが違う⁉

介護業界にはさまざまな施設があり、種類によって待遇の良いポイントに違いがあります。給料の高さを重視する場合は、特別養護老人ホームと介護老人保健施設が最適です。

一般的な施設であれば月給は22万円ですが、特別養護老人ホームなら平均月給は約30万円までアップします。ちなみに、介護老人保健施設は約29万円です。

特別養護老人ホームは要介護3以上の人が入居するため、全面的なサポートが必要となります。スタッフに優れた知識と技術が求められるので、給料が高い傾向にあります。

一方の介護老人保健施設は怪我や病気で入院し、退院した後のリハビリを行っている施設です。介護以外に医療関係の知識が必要となり、高賃金が実現しています。

【体力篇】比較的仕事が楽な施設はココ!

比較的楽な仕事を重視する人は、ケアハウス・デイサービス・訪問介護・グループホームが向いています。

グループホーム以外は入居者がある程度自立しているため、体力以上にコミュニケーション能力を重視する施設が多いです。

グループホームは認知症患者が入居者のメインとなりますが、一般的な有料老人ホームより入居者の人数が少なくなっています。仕事量が少ないので、「仕事が楽」「残業が少ない」といった意見が多く見られます。

小規模の有料老人ホームであれば、グループホームと同じように体力が求められないかもしれません。有料老人ホームはケアハウスやデイサービスより給料が高い傾向にあるため、実は高待遇の求人が隠れている可能性があります。

年収500~600万円も夢じゃない⁉実は高待遇の施設が豊富!

高待遇の施設は良いスタッフを育てるために、非常に働きやすい環境を整えています。

目先の情報だけではなくキャリアアップできるか、資格支援があるかなど細かい部分までチェックすれば高待遇の施設を見つけられる可能性が高いです。資格保有者、または現場責任者や管理職に就いている人は年収500~600万円を実現している人も多く見られます。

高待遇の施設を選べば、一般的な職種と変わらない給料を得ることも十分可能です。自分の重視するポイントによって向いている施設が異なるため、優先順位を決めて転職活動することが重要となります。

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