介護転職で年収アップを目指すための5つのポイント 作成日:2017.05.31
最終更新日:2019.09.27
介護士の方が年収アップをするには、同じ職場で勤続年数を重ねる他、資格を取得してスキルアップを図るなどの方法があります。しかし、介護職においては年功序列の傾向が弱く、長く勤務すると必ずしも年収が上がるわけではありません。上位資格を取得するには労力と時間がかかり簡単なことではないです。
そのため、ほとんどの場合は今の職場が他の職場より待遇が悪い...と感じる方にとって、満足できる年収や給料を手に入れるために転職するしかありません。
なので今回はそんな方々のために、転職の際に「絶対にしたほうがいい」5つのことを紹介していきたいと思います。
質の良い介護求人に応募しよう
今の給料より高い転職先だけを探す場合、介護職を専門とする転職支援サービスを利用することをおすすめします。
普通の求人サイトやハローワークより圧倒に求人数が多く、好条件の求人を紹介してくれる転職サイトは、年収UPを狙う介護士の方にとって必要不可欠なのです!
以下のポイントを覚えて、転職サイトをうまく活用していきましょう。
複数のサイトに登録し併用すること
一つの転職サイトで満足できる転職先が見つかると理想的ですが、多くの場合はそうはいきません。
なるべく複数の転職サイトに登録して併用するようにしましょう。サイトごとに強みが異なるときがあり、幅広い目線で求人探しすることで、高給与求人に巡り合える確率が高まるでしょう!
非公開求人を重点的にチェックすること
誰でも見れるサイトに公開されている求人は、実は氷山の一角なのです。企業側の事情により一部の求人を非公開にしていることがあります。
非公開求人は、転職サイトへの会員登録をした人のみ閲覧でき、紹介してもらえる隠れた求人広告です。
そういった非公開求人の中には、掘り出し物と言える好条件な求人の割合が非常に高いです。
高年収を目指すなら、非公開求人のチェックは必須と言っても過言ではありません!
担当アドバイザーを活用すること
転職サイトに会員登録をすると、経験豊富な専任アドバイザーによる転職支援サポートを受けることができるようになります。
転職についてのことなら、なんでも相談できて利用する価値が非常に高いです。
例えばご自身にマッチした求人情報を紹介してくれるほか、施設見学の同行、履歴書や面接のアドバイスなどあらゆる面でサポートを受けられます。
そして年収アップに役立つ肝心なポイントとして、担当アドバイザーは給料面に関して施設側との代理交渉もしてくれます。
ご自身で言いにくいこともアドバイザーに相談すれば、年収アップのチャンスになり得るのです。
将来を見据えたキャリアプランを作ろう
一般的に給料のレベルはスキルのレベルと深くかかわってきます。年収アップを実現させるために、キャリアアップが確実に有効な方法です。
将来を見据えたキャリアプランを作ることは、転職の際に待遇面にプラスの影響を与える時も多々あります。
介護福祉士・介護支援専門員などの上位資格を取得する
キャリアアップと言えば、真っ先に思い浮かぶのは資格の取得でしょう。介護福祉士や介護支援専門員は介護職の中で上位の資格となります。
狭き門ではありますが、こういった上位資格を取得することによって、給与ベースや手当などで優遇されるのはもちろんのこと、将来管理職への昇進も目指すことができるでしょう。
ただし、介護支援専門員に関しては、ケアプラン作成業務など介護とは少し離れる仕事をする場合もあります。それでも、待遇面では優れた求人が多いので魅力的だと言えるでしょう。
条件を整えたら管理職を目指そう
管理者を募集している求人は、即戦力を求めるケースが多く、転職後に給料アップとなる可能性が非常に高いです。
管理職を目指すには、それなりの資格や、実務経験が必要になつてくるので、早いうちに条件を整えておくことが大切です!
賃上げを行う施設が徐々に増えてきている!
介護士の皆さんは、「介護職員処遇改善加算」という制度をご存知でしょうか。厚生労働省は介護職員全体の賃金を引き上げるためにこの制度を作ったりいろいろ動き出しています。
まだこちらの「介護職員待遇改善加算」を実行し、賃上げを行っている病院・施設がそれほど多くないのですが、2017年にも賃上げのために更なる改定が予定されているので、賃上げを行う施設が徐々に増えていくのはほぼ間違いなしです。
年収アップできる転職を希望する場合、志望先ではこの加算がされているかどうかも忘れずに確認しておきましょう!