介護職を選んだ理由って何?理由4選まとめてみました! 作成日:2020.09.15
最終更新日:2020.09.16
介護職を選んだ理由
世界的に見ても高齢化が進んでいる日本では、介護職員の需要は年々増しています。
現場で働いている人たちはどのような理由から介護職を目指したのでしょうか。
今回は介護職を選んだ理由を4選ピックアップし、まとめてみました。
介護職を選んだ理由①:やりがいがある
まず1つ目の理由は、「やりがいがある仕事」ということでした。
どのような場面で特にやりがいを感じるかというと、やはり利用者や利用者の家族から感謝の気持ちを伝えられたときという意見がとても多くありました。
やはり誰かの役に立てていると感じると、とてもやりがいを感じますよね。
介護職は力仕事も多く、実際体力的にも精神的にも大変な仕事ではありますが、その分感謝を伝えられたときには「この仕事をやっていて良かった」と大きなやりがいを感じることが出来ます。
介護職を選んだ理由②:能力や資格が活かせる
1つ目の介護職を選んだ理由「やりがいがある」と同じぐらいよくあがるのが「資格が活かせる」という理由です。
介護業界は保持している資格に応じ手当てが支給されることもあり、積極的な資格取得を促す取り組みがあります。
専門的なスキルを身に着けることで、より良いキャリアを築ける業界であるといえます。
また能力を活かせる点においては、自身の親の介護経験や普段の生活でのノウハウを活用することができます。
特にホームヘルパーの場合は利用者と相談しながら調理や洗濯をおこなうこともあり、人生経験が大いに役に立ちます。
介護職を選んだ理由③:通勤が便利
次は女性に多くあがった意見ですが、「通勤が便利」という点です。
女性ですと子育てをしながら働いている方も多くいらっしゃいます。
通勤時間が短いと子供が体調不良になってしまってもすぐ家に帰ることが出来たり、仕事が終わって家に帰ってゆっくり料理をしたり、比較的プライベートの時間をとることも可能です。
単純に忘れ物をしてしまった際でも、勤務先が家から近いと取りに帰るのも便利ですよね。
介護職を選んだ理由④:希望に沿った働き方ができる
4つ目の理由としてあがったのは、「希望に沿った働き方ができる」という点です。
先ほども少し触れましたが介護職には、仕事内容がハードで時間の融通も利きづらいというイメージが強いかと思います。
しかし介護職は意外にも働きやすくて自由が利く仕事なのです。
例えばデイサービスであれば夜勤はありませんし、日中のみ営業の介護施設もあります。
また24時間営業の介護施設であっても、日勤のみという働き方も十分可能なのです。
反対に夜勤のみで月に10日ほど働き、夜勤手当を貰い残りの時間をゆっくり自由に過ごすという働き方の人もいます。
介護職とは想像よりも自由な働き方が出来るのです。
介護職の現状
前述にもあるように日本は世界的に見ても高齢化が進んでいて、最早超高齢化社会といっても過言ではないほどの状況です。
そのような状況で実際の介護職の現状はどのようになっているのでしょうか。
かなり人手不足な状況
はっきり言って介護業界はかなりの人手不足となっています。
細かい数字でいうと、現在でも介護施設の66%が人手不足といわれています。
さらに2035年には、約79万人もの人手不足に陥ると言われています。
その背景には、少子高齢化の問題があります。
現状で日本の全人口のうち27.7%を高齢者が占めていますが、高齢者の増えるペースは年々上昇傾向にあります。
今後介護職に就く若者が減り、高齢者がさらに増えていけば人材不足が加速していくことは明白です。
介護職の需要は増え続け、国からの手厚い対策も
前述にあるように介護職は人手不足が深刻ですが、超高齢化社会になりつつある日本での需要は増え続け将来性のある職業です。
そのため、国も介護職従事者に対して手厚い対策を設けるなど様々な取り組みを行っています。
また介護職においても働き方改革による業務内容の見直しから、ペーパーレス化が進められるなど介護職の仕事も変わりつつあります。
まとめ
介護職を選んだ理由4選と介護職の現状についてご紹介しました。
介護職を選んだ理由から、介護職とは思っているよりもハードな仕事というわけではなく自由な働き方が可能であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
また現状から介護職の需要は年々高まっており、国からの手厚い対策を受けることも出来ます。
介護職への就職を考えている方は今がチャンスなのではないでしょうか。