TOP > 介護転職のコツ > 介護業界で転職する時の年収アップ交渉のポイント!

介護業界で転職する時の年収アップ交渉のポイント!

このエントリーをはてなブックマークに追加

介護職は大変な割に給与が安いと社会問題にまでなっている介護職。給与は施設や雇用形態などによって大きくばらつきがあります。そんな環境の中で転職をお考えの介護職の方々、給料を上げたいですよね。

今回は介護職の方々が現在よりも給与アップさせるために転職時にするべき年収アップのための交渉について紹介していきます。

そもそも介護職の転職時に給与の交渉ってできるの?

介護職は給与が安いことで有名ですが、給与の掛け合いなんてできるのか?そんな不安を抱えている人も少なくないでしょう。給与の交渉は可能です。話し合いにもさまざまやりかたがあります。一番初めの給与を高くしてくれないかというもの。他にもこれから未来このように昇給してくれないかというものがあります。このような方法をうまく使って給与アップを測っていきましょう。

コツとしては、しっかりと事前準備をすることです。当然だと思うかもしれません。しかし、スーツを着ていくこと、職務経歴書をしっかりともっていくことなどは意外とできていない方が多いんです。介護の現場でいるのか疑問になるかもしれません。しかし、面接は短い時間しかありません。第一印象を良くして武器になる情報情報は伝えることは、掛けあう際の大きな手助けとなります。

給与交渉の前に自分の年収下限を決めておこう

転職の際に必要な心構えとしては、しっかりと自分の中で給料の下限を決めておくことです。現職でここまで稼げている、次回からはここまで稼げないと、転職する労力と割に合わない、というようなラインを決めておきましょう。それはもちろん求人情報を見る時の基準にもなります。

もちろんそのラインには自分の希望だけでなく、客観的な信頼性も必要になります。自分の価値をしっかりと把握しましょう。介護関係の資格は持っているか。どれだけの介護のキャリアや実績があるのか。そしてどれだけ介護施設の役に立つかが大切な基準になります。自分の市場価値を見て、現実的な下限ラインをつくっていきましょうね。

転職する際はそのラインを守って転職できる場所を選びましょう。

介護施設はたくさんあるからダメならダメと割り切ろう

介護職は完全に売り手市場です。

ひとつの職場で駆け引きがうまくいかずに不採用になったところで、他に介護施設は山ほどあります。年収などの条件に合わない介護施設にこだわって、いい条件で入れる施設を逃す。そんなことになるくらいなら、他の場所を探した方がいいでしょう。面接を受けるだけでは履歴書に傷はつきません。

逆に、自分の条件を覆すほどの魅力がその介護施設にあるのならば、はじめから給与切り出さない方が得策かもしれません。

もちろん、身の丈にあっているという前提はあります。相手が納得するかどうかを見極めて掛けあいましょう。

年収アップの交渉が通り安い場合

次に、年収アップ交渉が通り安い場合について見ていきましょう。

相手の状況、そして自分の状況によって話し合いに応じてくれるかそうでないかが変わってきます。要望を受けてくれやすい条件にはどのようなものがあるか知ることは非常に重要です。

  • 応募者が少ない施設に応募した場合

    早く現場の穴埋めをしたいはず。多少高くてもすぐに人がほしいと考えている可能性が高くなります。

  • 希少価値が高く、必要とされるスキル、経験、資格を自分が持っている場合

    相手がほしい人材なので要望に応じてもらいやすい。

大切なのは、給与アップの要望に応じるだけの価値があると相手に感じさせることになります。「この人を採用したい」「長続きしそう」と感じてもらうことができればこっちのものです。

給与交渉前の面接でしておくべき準備

給与交渉は一般的に面接の最後の質問タイムに行われます。その時までにすること、その時にすることをまとめていきます。

  • 面接時にアピールはしっかりする

    話し合いに応じたいと思わせるには魅力的に見せるしかありません。自信を持ってしっかりとアピールしていきましょう。

  • 給与や条件について確認する

    まずは給与や条件についてしっかりとした確認をするのが前提です。残業代はいくら出るのか、みなし残業でないか。福利厚生はどうか。このような条件をしっかり聞きましょう。満足ならばそもそも交渉せずともOKとなります。

しっかりと面接に挑むことで、相手からの印象もよくなり、こちらが年収について掛けあうのもスムーズになります。

介護職が転職時にすべき年収の条件交渉のポイント

給与交渉の方法を見ていきましょう。ポイントとしては以下の通りです。

  • タイミングを間違えないようにしよう

    最終面接までに切り出す、と意識しておきましょう。一般的には2回目の面接の後半、仕事内容や職歴などの話を終えてからになります。

  • データを揃えていこう

    自分がどれだけ役立つかということをデータで示しましょう。持っている介護の資格や、やっていた仕事の経験をもとに、どれだけ介護施設にいい影響を与えるかを示します。

  • 話し方には注意しよう

    一番重要なのはここです。もちろん、給与の話し合いができるほどに自信や実績があるように見せなければなりません。一方で、偉そうで傲慢に見られないよう、物腰を柔らかく保ちましょう。毅然として穏やかに。難しいかもしれませんがコレがコツになります。

以上のポイントを意識して掛け合うようにしましょう!

転職の際は年収の交渉をしないと損!

以上、介護職の転職時の交渉について説明してきました。ポイントを押さえて掛けあいましょう!

自分の市場価値なんてわからない、うまくやれる自信がない、施設の状況なんて知らない……。そんな場合は、年収の交渉もしてくれる無料転職エージェントにまかせてしまうのもひとつの手です。すべて無料ですし、プロなので自分の市場価値も測ってくれます。自分の条件にあった求人も探してくれますよ。すべて自分で選びたい!調べたい!というわけでなければ、ひとつの選択肢として覚えておきましょう。

面接時の条件提示次第で、年収は大きく変わります。難しいと思うかもしれませんが果敢に挑戦してきましょうね!

関連する他の記事

ハクビで実務者研修資格をとるとどうお得?
ハクビで実務者研修資格をとるとどうお得なのか説明します。ハクビはもともと教育の企業なのでいいところ…
ブランクありからの介護職への復帰や転職!準備や注意点など
ブランクありから介護職への復帰は可能なのか。また、その際の注意点や、やるべき準備について述べていま…
介護施設長とはどんな仕事?概要をご紹介!
現在日本は、少子高齢化の先進国です。高齢者は増え続け、それに伴い介護施設も増え続けています。施設長…
ケアマネの受験資格が変わった!最近の変更点について
ケアマネ受験資格が最近になって変わり、注意すべきことを重点的に書きました。ケアマネジャーへの転職を…
ページ上部に戻る