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気になるケアマネの試験の詳細を解説!

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気になるケアマネの試験の詳細を解説!

ケアマネ試験とはどんな試験なのか、受験の資格、合格率、申し込みの方法などを今回は説明させて頂きます。知ることこそが合格のための第一歩になるのです。

ケアマネ試験の詳細を知ろう

試験の概要

ケアマネ試験の実施の時期は毎年1回、10月の日曜日午前10時から実施されます。第19回(平成28年度)のケアマネージャー試験は10月2日(日)に実施されます。


受験地については、試験申込日現在、業務・職種に従事している場合は、その勤務先のある都道府県。

仕事に従事していない場合は、居住している都道府県が受験地となります。


願書受付は、例年5月下旬から8月上旬にケアマネージャー試験の願書が配布されます。

試験を実施する都道府県により異なるので、出し忘れ等がないように注意が必要です。


合格発表は、平成28年度は11月22日にケアマネージャー試験の合格発表があります。

受験者全員に合格・不合格が通知されます。


試験内容の詳細

出題方式は、ケアマネージャー試験は五肢複択方式という、資格試験では珍しい出題方式です。5つの選択肢の中から、2つもしくは3つのの正答を選択する方式になります。


解答は、原則マークシート方式の筆記によります。


採点方法は、ケアマネージャー試験は、介護支援分野と保健医療・福祉サービス分野のそれぞれの分野で、一定割合以上(目安は70%)の正答の場合に合格です。


平成27年度の試験より、従来はあった保有資格による免除科目がなくなりました。これによって受験生全員が60問の試験を受けることになります。

ケアマネの試験を受けるなら

ケアマネージャー試験を受けられると分かったら、試験の日程まであとどれくらいかを考え、効率よく試験対策を進めたいものです。


時間がなくてもあきらめないでください。短期間でも合格した人はいます。試験勉強は無駄になることはありません。


少しでもケアマネージャー試験を受験してみようと思ったならば、そのときが始め時です。


ケアマネージャー試験を受けてみようと考えている人の周りには、実際にケアマネージャーとして働いている人がいるのではないかと思います。

その人たちの経験を参考にして、まずはケアマネージャー試験に関するテキストを購入するところから始めてみましょう。


介護保険制度は3年に一度、見直されているので、介護保険制度の内容はもちろんのこと、改正された内容にも触れておく必要があります。


試験のための知識の詰込みと考えると、少々気後れしますが、自分の今後のため、家族の将来のためと置き換えて学ぶと、受験勉強は案外はかどるかもしれません。

まずは自分の経歴をたどって、ケアマネージャー試験の受験について考えてみましょう。

ケアマネ受験を受けるための資格とは

気になるケアマネの試験の詳細を解説!

受験資格となる国家資格(法定資格)を持った上で「資格に基づく業務」5年(900日)以上従事していることが受験資格となります。5年以上従事しても日数が900日未満の場合は受験資格とはなりません。

なお、国家資格を持っている人の受験資格は法改定前後で変更はありません。


しかし2018年ケアマネージャー試験からは生活相談員支援相談員相談支援専門員主任相談支援員の業務のみが対象となります。


ケアマネージャーの試験を受けるには、通算5年(900日)、もしくは10年(1,800日)以上の実務経験が必要です。

この実務経験を証明するためには、試験出願をする際に「実務経験証明書」を添付します。勤務中の、もしくは以前に勤務していた事業所や施設に証明書の発行を依頼しましょう。


過去に勤務していた事業所などの場合、 証明書の発行手続きには時間がかかる場合もあります。出願時に慌てて準備をするのではなく、早めに「実務経験証明書」の準備にとりかかっておきましょう。


なお、事業所や施設が統合・廃業した場合、その運営をしていた法人が継続しているならば、その法人に証明書発行は依頼できます。

また法人が継続していない場合、当時の責任者、相続人、破産管財人などに実務経験証明書を作成してもらい、当時の事務所の存在や証明者を確認できる書類(登記簿謄本など)を合わせて提出することで、実務経験として認められます。

最後にケアマネの試験の、まとめポイント

気になるケアマネの試験の詳細を解説!

満点を目指さず、合格点を目指す事

ケアマネ試験合格には、満点は必要ありません。毎年決められる基準点を超えれば、合格できるのです。

基準点の目安は7割の得点。その7割得点のためにムダのない勉強をしていただきます!

過去問をしっかり押さえる!

本試験において、過去の問題と全く同じ問題が出題されることはありません。「では、過去問をやっても意味がないんじゃないか?」そんな疑問を持つ受験生は大勢います。確かに「全く同じ問題」は出題されません。しかし、「似たような問題」が必ず出題されています。過去問を効率よく勉強する。それが合格への一番の近道です。

最後まであきらめない事!

ケアマネ試験に合格できるのは、試験前日まであきらめずに勉強をした人です。頑張ってください。

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