TOP > 介護転職のコツ > 失敗談から学ぶ介護職転職で成功する秘訣

失敗談から学ぶ介護職転職で成功する秘訣

このエントリーをはてなブックマークに追加
頭を抱える女性

希望していたような職場でなくてより重労働になったなんていう失敗談を聞いてしまうと実際に転職活動をすることを躊躇してしまう人も多いと思います。

今回は介護職での転職を成功させるために、よくある失敗から要注意ポイントを考えていきましょう。

介護職転職での失敗談

まずは介護職の転職での失敗談を詳しく確認していきましょう。

思っていた雰囲気と違う

採用担当者の雰囲気に惹かれて新たな職場を決めたけれど、実際の職場の上司は思っていたような人でなくて職場の雰囲気が暗いというケースがあるようです。また、詳しく確かめずに夜勤がないという理由で勤務が楽だろうと思っていたら確かに日勤だけだが人手不足で仕事がきついというケースも。

どちらの場合も採用担当者や夜勤がないといった情報から安易に決めてしまったケースと言えるでしょう。やはり職場の雰囲気は見てみないとわからないということも多いです。特に介護職ですと職場の雰囲気や運営で負担が大きく変わってきますし、自分が希望していたような職場でなかったというのは一大事でしょう。

給与が予定より低い?

介護業界は人手不足ということもあり、ブラック企業が散見されます。勤めてみたら、実際の給与が契約より低かったというような完全なブラック企業だったという失敗談も。

また、ボーナスが2か月分支給されると思っていたら実は会社の運営によって変化すると契約上でされていて、赤字経営のためにボーナスが支給されないなんていう事態に見舞われたというケースもあるようです。

ただでさえ介護職は力仕事が多く、夜勤が入るなど重労働です。給与くらいしっかりともらいたいと転職を希望する方も多いでしょう。ブラック企業はしっかりと避けたいところですよね。

昇進できない

契約社員から正社員に昇進できる制度があるという施設に就職したけれど、いつまでたっても昇進できないということもあるのだとか。人を集めるためにこうした制度を用意している可能性もありますし、実際にどの程度の期間働いたらよいのか、いままでその制度を利用した人はいるのかなどしっかり確かめておかないと期待を裏切られることになるでしょう。

介護職でのキャリアアップには資格を得ていくのが着実な手です。また、そうして資格やスキルを積んできた人が中途採用で介護職につくということも多いでしょう。あまり会社に期待しすぎると失敗してしまうかもしれません。

転職を失敗させないポイント

それではつぎにこうした失敗を避け、好条件の介護職に転職するためのポイントを確認していきましょう。

利用する転職サイトをしっかりと選ぶ

先ほども紹介しましたが、介護職にはブラック企業が多いのも特徴です。離職率が30%以上と非常に労働環境が悪いと思われる業者も数多く存在しています。もちろん自分で確かめればいいのですが、転職エージェントがあらかじめスクリーニングしてくれていれば安心ですよね。

ハローワークなどは確かに求人が数多く存在しているのですが、あまりそうしたチェックが行われていないと言われています。先ほど紹介した失敗談でもハローワーク経由というものが多いのです。ですから、しっかりと求人のチェックを行っていて求人の質が高いとされるような転職サイトやエージェントを利用するのが失敗しないための第一条件でしょう。また介護職に特化したエージェントだとこうしたスクリーニングも質が高いと言われています。

うたい文句なのか見極めよう

当然、求人情報や採用担当者は聞こえのいいことを言います。問題は実際にその会社が明るく残業のない会社なのか。本当に人材を育ててくれる会社なのかという点を見極めなくてはならないということです。

これは実際に施設など実際に自分が介護職として働くことになる場所に訪れてみるしかないでしょう。手間だと思いますがこの手間がとても重要な確認作業になります。

また、エージェントによってはコンサルタントが採用企業を訪れて雰囲気や労働環境などを確かめているというところもあるので、そういったエージェントを利用すれば自ら行かずとも雰囲気などをあらかじめ確かめることもできるでしょう。

契約書はくまなく読もう

介護職であってもやはり最終的に一番大事なのはここでしょう。先ほど紹介した昇進できないというものやボーナスが支給されなかったというものも契約書を細かく読み込んでいれば問題にはならなかったでしょう。

また契約書でもめるのが「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いです。皆さんが想像する毎週土日が休めるのは完全週休2日制の場合です。週休2日制の場合は月に一度は土日とも休めるけれど、他の週はどちらか1日しか休めないという契約になってしまいます。

こうした細かい違いに目を配ることによってブラック企業を避けることができるでしょう。

失敗を恐れず転職を目指そう

確かに介護職にはブラックな職場が多いというのも事実です。しかし、ポイントを抑えれば失敗することなく転職することも難しくないでしょう。

皆さんの介護職としての転職が成功することを願っています。

関連する他の記事

介護求人は仙台ではどう?需要や給与実態から求人例までご紹介
仙台は介護職が働くのには良い地域なのでしょうか?介護職としてUターンする際に、給与の面などで心配。…
介護転職で年収アップを目指すための5つのポイント
給料に不満がある介護士の方へ朗報。国が介護職の年収アップに動き始めています!これをきっかけに正しい…
介護福祉士と作業療法士の違い!仕事内容や資格難易度
介護福祉士と作業療法士の違いを紹介します。一見似ていると思われがちですが、この2つの職業を詳しく見…
ページ上部に戻る