介護職の通勤時間はどれくらいが理想なの? 作成日:2017.09.04
最終更新日:2019.11.12
少子高齢化が進む現代社会。
ますます需要が高まっているのが介護職です。
そんな介護職もなかなか変則的な職業。朝早い時は7時出勤だったり、夜遅い時は夜10時退社であったり。
職場と近くないと仕事を続けるのも大変ですよね。
かといってあまりに近いと休日中の姿を目撃されたり、人が足りない時に呼び出されたり近ければ近いほど良いってわけでもないもの。
今回は介護職における理想の通勤時間をご紹介。他にも通勤時間のあれこれを解説していきますよ!
介護を含む誰にも課題の通勤時間!平均と理想
だれにとっても課題となる通勤時間。
1日の通勤のちょっとした時間差も積み重なると膨大な時間になります。「私の通勤時間……長すぎ?」なんて思っている方は、今一度この時間について考え直してみましょう。
一般的な通勤時間はどれくらい?
職場に通うにおいてどうしても必要なのが、通勤にかかる時間。
個人差が大きく、ドアtoドアで1分の人もいれば、電車やバスを乗り継いで片道2時間かけている人もいます。
一般人の場合、通勤に平均58分かかっています。
また片道90分以上かけて通勤している人も16.1%にも上り、東京や大阪といった都市部ほど時間がかかる傾向にあります。
理想の通勤時間はどれくらい?
実は、理想的とされている通勤時間は35分です。
通勤にかかる時間が長ければ、デメリットも増えてしまいます。
睡眠時間が削られ、満員電車のストレスに疲労困憊。最後には、仕事を辞めたいと思うようになる。まさに負の連鎖が止まりません。
一方で短すぎるのも考えもの。シフト制で働いている人なんて、その辺を歩いていていつ人に会うかわかったものではありません。
通勤にかかる時間が短いことで、仕事とプライベートの切り替えがうまくいかない、という意見もあります。
そんなこんなで、理想とされる時間は35分なのでしょう。
介護職における通勤時間
それでは介護職の場合はどうでしょうか。他の職業とはちょっと違う時間が推奨されます。
日々施設利用者の介助や支援で追われる介護職は肉体労働といっても過言ではありません。帰宅する頃には毎日疲労困憊。もう少しあと5分寝ていたい…とついつい遅刻寸前になってしまった経験をしている人も多いのではないでしょうか。
介護職の場合は特に家からあまりに勤務先の施設が近いと休みの日でも呼び出されてしまうため、15分くらいが理想的な時間のようです。
しかし実際は1時間ほどかけて、地方だと2時間ほどかけて通勤している介護職の方がほとんどです。
家と職場が近いことによるメリット
家と職場が近いことによるメリットを上げていきます。家が近いことにあんまりメリットを感じていない人でも、コレを知ることによって引っ越しや転職を考えるかもしれませんね。
①時間を有効活用できる
間を有効活用できるというのは単純にして最大のメリットですね。この空いた時間を睡眠にあてるなり、家族との時間にあてるなり、趣味にあてるなり、自己投資にあてるなり。使い方はアナタ次第です。
介護職の場合、足腰にかなり負担がかかっているはずですからマッサージに通ったりするのもありですよね!
②ストレスが減る
通勤のストレスなんてたいしたことないと甘く考えていてはいけません。
なんと通勤ラッシュ時の満員電車のストレスはジェットコースターが落ちる寸前の2倍以上かかると報告されています。
③職場に持っていく荷物が減る
すぐ家に帰れると思うと、荷物も格段に減ります。「一旦帰る」という選択肢が新たに加わるからです。
訪問介護職の方などの場合、空き時間でちょっと忘れ物を取りに行くだってできてしまうかもしれません。
退勤後、一回帰って着替えてメイク直して夜の街へと繰り出すというのも当たり前になります。
あまりに時間がかかるようなら転職?
上記したように通勤に1時間以上かけている人は多くいます。
プライベートでもない仕事でもないこの時間が長ければ、必然的に自分自身が自由に使うことのできる時間は減ってしまいます。
人によっては仕事を辞めたいと考えはじめてしまう人も少なくありません。
座席を確保できるとまだましですが、座席も確保できず立ちっぱなしで満員電車に揺られ続けるとなるとたまったものじゃないですよね。
あまりに通勤がストレスになるようであれば、いっその事家が近い職場に転職してみてはいかがでしょうか。
通勤時間を考慮した転職選びのコツ
まずできる限り事前に距離と時間を測っておきましょう。近そうに見えても乗り換えがかなり大変であったり、自転車で行く方が早かったなんてこともしばしばあります。
また、配属される場所も事前に確認しておいた方が良いかもしれません。
介護職の求人の場合はタウン情報紙に掲載されている求人広告、ハローワークを活用するのが1番手っ取り早いと思います。介護職に限らず、求人というのは新しさが大切です。求人情報を常にタイムリーに把握することが重要なのです。
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しかし介護職というハードな職種上、仕事を続けながら転職活動を行うのは厳しいかもしれません。
そこでおすすめなのが専任コンサルタントです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。通勤時間は何気ないものですが、少し工夫するだけでとても有意義なものになったり、無意味なものになったりします。この記事を読んだことをきっかけに通勤の時間について今一度考え直してみてはいかがでしょうか。
あまりにストレスになるようであれば転職をおすすめします。また、会社に直訴して家が近い部署に配属してもらう、思い切って会社の近くに引っ越すなど解決方法はたくさんあります。
介護職のかたも、そうでない方も通勤時間をもう一度見直して、ノーストレスでメリハリのある生活を目指してみませんか。