介護職で土日休みの転職に成功するためには 作成日:2017.09.07
最終更新日:2019.10.18
介護職への転職を考えているけど、平日しっかり働いて、土日はちゃんと休みたいと考えている。そんな方は多くいらっしゃいます。土日休みが取りやすい施設、職種などの転職先を紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
土日休みの介護職はどんな職場があるのか
特別養護老人ホームや介護老人保健施設、サービス付き高齢者住宅など高齢者が入居しているところは、時間や曜日に関係なく出勤しなければならないので、基本的に土日休みは無理です。
逆に、高齢者が24時間365日いるわけではない施設では土日休みを取ることは可能です。
例えば、デイサービスなどの介護職です。デイサービスの中には土日もやっているところもありますが、土日休みにしているところが非常に多くあります。
最近主流になっている半日型のデイサービスであり、その大半は土日が休みになっています。また、デイサービスは利用者の滞在できる時間が決まっており、残業時間も少なくて済むので自分の時間も作りたいという方にはぴったりの場所かもしれません。
デイサービスと似たような介護職であるデイケアも残業なし、土日が休みのところが多いです。
介護施設ではなく訪問介護のような介護職は土日が休みであるところがほとんどです。似たような訪問入浴も土日を休みにしていることが多いです。
介護職の転職で注意しておくべきこと
介護施設の介護職は基本的に常に高齢者がいるので、それに合わせて職員も常勤しなければなりません。しかし、介護施設ではなく在宅サービス型の介護職であれば土日休みにしているところが多いので、土日は休みたい転職者にはおすすめです。
そして、転職の際に注意したいポイントを紹介します。
このままのサービスが続くのか。土日が休みの訪問介護やデイサービスであっても、会社の方針の変更によって土日サービスを始めることもあります。
介護保険料が改正の度に下がっているので、利用者増大をめざして土日も営業しようとしているところが多いです。
最近は、訪問介護やデイサービスも土日営業も増えてきました。
面接が厳しくなるかもしれませんが、転職した後に苦労する方がきついので、面接時に土日休みが良いということは事前に伝えておきましょう。
また、デイサービスや訪問介護は土曜営業日曜休みのところが多いです。9割以上はそのように営業しているので、週休2日にこだわらず、日曜だけ休みで良い方はすぐに求人も見つけやすそうです。
転職して少なくともスキルアップしたいと考えている方は、最初のうちは家庭などを優先して土日休みでも、将来的には土日も働ける環境がつくれる転職先を考えましょう。
土日休みのメリットについて
毎週土日が休みになることで、友人や家族と過ごす時間や自分の時間をしっかり確保できることがやはり1番のメリットです。
仕事もだけど、プライベートの時間もちゃんと大切にしたい人は土日の時間が確保できることはとても大きいでしょう。連休ができるので、小旅行や遠出も可能になりますし、有効的に時間を使うことができます。
土日休業の就職先であれば、休日出勤の心配がなくストレスも溜まりにくいですし、離職率が高い介護職の中では恵まれている環境にあると言えます。
シフト制や夜勤でなかなか休みが固定されない仕事と比較すると、多少給与が低いかもしれません。しかし、「時は金なり」という諺があるとおり、「時間」と「お金」の価値観は人それぞれですが、「時間」を優先させたい方にはぜひ土日休みの求人をおすすめします。
土日休みの仕事が向いている人は、介護や子育てなどの家庭の事情や自分自身の都合で土日をなるべく休みにしたい人。
一般的な企業は週休2日であり、その環境で働く友人と予定を合わせたい人。
平日はフルタイムでしっかりと働き、週末はプライベートや趣味の時間に充てたいというワークライフバランスを取りたい人。
メリハリある生活を送りたい人に向いているようです。
まとめ
恋人や主人、奥様といったパートナーの休みや子供の休みと被りやすい土日は家庭でゆっくりと過ごしたい、週末は友人と遊びたい、趣味に没頭する時間や小旅行に出かけて自分と見つめ合う時間をつくりたいといった声はとても多いです。募集をかけている施設側もそのような事情は把握しているので、配慮のある求人も増えています。
上でも述べたとおり、訪問介護やデイサービスは、特に、残業少なめ、夜勤なし週休2日といった条件がある求人が増えており、プライベートと仕事が両立しやすい職場となっています。
これらの施設は要介護レベルが比較的に低い人が利用するのでじっくりと介護スキルをあげていきたい人、知識や資格の勉強中であまり自信がない人でも働きやすい環境とも言えます。
平日にしっかり働いて、週末はゆっくり羽を伸ばす、そんな仕事もプライベートも充実した生活ってやっぱり憧れますよね。なかなかそのような働き方は厳しいと思われがちな介護職でも可能な働き方です。
ぜひ自分の働き方にあった求人を見つけて、転職が成功するように頑張りましょう。