介護職の転職で寮完備のところってあるの?現状とメリット 作成日:2017.11.13
最終更新日:2019.10.30
介護職の求人には寮完備とあるところがあります。
寮と言っても学生たちが住むようなものではなく、共同生活を送るところは少ないです。
普通のワンルームマンションのようなタイプが多いので、一人暮らしのイメージになるでしょう。
また、施設によってはマンションの何室かを借りて、そこを寮として職員に貸しているところもあります。
介護職に転職を考えている方たちは以下の記事を参考にして寮を一つの転職要素としてみてください。
介護職で寮完備の求人に転職する!
寮完備の介護職ってどのような生活なのか気になりませんか。
もちろん良いところ悪いところといった、メリットデメリットのようなものはあるはずです。
介護求人の転職を考える際の参考になる部分だと思います。
しっかり理解して、納得のいく介護職への転職につなげたいところです。
介護求人の寮の良いところって何?
まず、一番大きなメリットとなるのは、家賃負担が少ないことです。
間取りや築年数はまちまちですが、一般の家賃より少額とはなるので、実質手取りでの給与が増えるということになります。
介護職は決して高給料とは言えない仕事であると思うので嬉助かります。
さらには、求人によって異なりますが、中には光熱費なしというところもあります。
毎月生活費用を気にしなくていいのは非常に安心して生活できますね。
他には、職場から近く通勤が楽だったり、引っ越しがスムーズであったりするところもメリットとなります。
引っ越しに関しては、一般のそれに必要な賃貸契約やガス開栓手続きが一切ないところが多いです。
転勤となったときも、めんどうな手続きは不要となっているはずです。
介護求人の寮の悪いところって何?
メリットが多いように見えますが意外とデメリットも存在します。
トイレやお風呂が共同である所が少なくないです。
衛生面で気になる他、お風呂の利用時間が決められているといった制約はストレスが溜まってしまうかもしれません。
こういった寮は集合住宅であることが多いです。
住民は同じ職場の人達というところによって、プライバシーを守りづらいという問題がでてきます。
さらに、先程メリットだった職場が近いことがデメリットとなることがあります。
休日や夜間に突然呼び出しがかかることがあるからです。
転職の際は、こういったことを問い合わせてみると良いですね。
そして、職場を離れるときは速やかに退出しなければならないことが多いので注意してください。
寮完備である介護求人の現状
寮を完備している転職求人はなぜそれを用意しているのでしょうか。
どんな介護求人がそういった条件を出しているのか気になりますよね。
また、実際にそういったところに住むときの入居費用はいくらくらいなのでしょう。寮完備といっても高い入居費であれば転職したくありませんよね。
寮を完備している介護求人
寮を完備することはそれなりにコストがかかります。
しかし、コストがかかっても施設側は人材確保がしたいのです。
介護職というのは基本的に人員不足となっています。
それは、多くの施設の悩みとなっています。
人員不足というのは、それぞれの施設の規模によって、人員の基準となる数があり、そこに至らないということです。
人が足りない状況下では既存の職員の負担を大幅に増やし、そういった方たちが不満を募らせ、やめてしまう状況をとなってしまうのです。
つまり悪循環に陥ってしまうのです。
そして、介護職員と言うのは、地方に行けば行くほど少なくなるというのが現状です。
そういったところは寮を建てて働きやすい環境を作ろうと工夫しています。
対して、都市部では働き手が多いのでそういったところは地方に比べて少ないようです。
実際に寮に住むための入居費用
だいたいいくらくらいかかるものか気になりますよね。
驚くことに無料である求人や数千円で住める求人もあるみたいです。
しかし、そのような求人は限りなく少ないといえるでしょう。
もちろん最も多いのは数万円からです。
また、入居代に食事代が含まれている所がある場合があります。
そういったところは食堂があります。
栄養管理や生活習慣も正せて魅力的な要素です。
転職でも若い方は、是非利用して将来のお金を貯める事もできます。
お金を貯めると同時に人脈を広げる機会にもなりますね。
介護職の転職では寮の存在は大きい
介護職の転職というものは、金銭面が気になってくるところであると思います。
介護職は、他の職と比べると低賃金であることが多いと言われています。
そのため、転職の際には給料以外の待遇に気をかけなければなりません。
介護求人側も理解しているため、求人によって様々な工夫が施されているのだと思われます。
その工夫のなかで大きな存在として光を放つのが寮というものです。
これは、施設側からも介護職転職希望者からも大きな存在となっています。
双方にメリットなることは非常に明るい待遇といえますね。