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介護職に転職するときの注意点とは?気を付けたいポイント

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介護の転職での注意点を考える女性

介護業界は慢性的に人手不足であると言われており、現場で活躍できる人材は貴重な存在です。

再就職や転職の際にも条件さえ合えば採用されやすいのですが、近年は新卒の採用に力を入れている介護施設や企業が増えているようです。

理由としては、転職で入ってきた人材よりも新卒で入ってきた人の方が業界に定着しやすいからだと考えられます。

介護職は未経験の中途採用率が高い業界ではあるのですが、やはり条件が良い人気の求人には応募が集中するので、競争に勝つ準備が必要になります。

今回は、介護職に転職する際に注意しておきたいポイントについて、いくつか紹介します。

介護職の求人を見るときのポイント

介護職の求人を探すときに気をつけたいポイントはいくつかあります。

自分が求めている条件のところだけに目がいって、他の条件で大事な部分を見落としていたなんてことはよくあることです。

あとから気付いて後悔したり、取り返しの付かないことになったりする前に、以下で紹介するポイントを中心に、求人をよく見るようにしましょう。

気をつけたいポイントとは、

  • 給料
  • 昇給、賞与
  • 創業
  • 事業内容

この4つのポイントです。では、ひとつずつ細かく見てみましょう。

給料

おそらく転職する上で、一番気になる条件は給料じゃないでしょうか。

確認はしていると思いますが、注意すべきところは手当の欄です。

たとえば、基本給が少なくて手当によって調整をつけられる場合は注意して見ましょう。

なぜならば、基本給をもとに残業手当やボーナス、年金、退職金が計算されています。そのため、どのような手当がつくのか確認は必須です。

手当や残業についても確認を

次に、みなし残業のことです。

残業手当が4万円などと決まっているところもあります。このように決められているところは、1時間の残業でも50時間の残業でも同じく4万円が支給されるわけです。損する人が出てきてしまう場合があります。

最後に、資格手当や夜勤手当についても確認しておきましょう。

資格手当は、どの資格でどのくらい手当が出るのか。夜勤手当は、企業によって手当の差が大きいので確認が必要です。

昇給、賞与

昇給・賞与の欄で書かれていることは、前年度の実績を載せている求人がほとんどです。

入社した後も、同じように支給されるのか確認しておきたいところです。

創業

見落としがちかと思いますが、意外と重要な点です。

創業が永ければあまり気にしなくていいのですが、開業1~2年などの新しい企業であれば試行錯誤中であることがうかがえます。

そのような企業は、入社後も制度が色々変わったり、残業が多かったり、休みが無かったりします。実際に、そのような企業もあるので、注意が必要です。

事業内容

自身が関わっていく仕事も大事ですが、会社がどこまで事業を拡大しているのか、規模を大きくしていってるのかの確認も大事です。

訪問介護と老人ホームを一緒にやっている会社も多いですが、病院や育児施設を兼ねていたりと、いろいろと経営している会社は危険な可能性もあります。

なぜならば、1つの会社で赤字を出してしまうと、他の会社で穴埋めしようとするからです。

幅広い事業を行っている会社は注意したほうが良いかもしれません。

2017.07.11
今回はきらケア介護求人のなかでも一番の掲載数を誇るヘルパー・介護職の公開情報を見ていきます!もしヘルパー・介護職の方で転職をお考えの方は、ぜひ見てみてください。

介護の転職活動をするときの準備とポイント

ここでは、介護職転職に失敗しないための注意点をいくつか紹介したいと思います。

まずは、履歴書を書く際に注意しておきたいポイントです。

手書きかパソコンか

筆記の字の美しさに自信がある方は手書きが望ましいですが、字の美しさに自信がないのであれば、パソコンで打つようにしましょう。

応募の多い介護施設であれば、履歴書を読むだけでも気の遠くなるような作業ですので、読みやすい字の方が喜ばれます。

写真選び

採用に関してもっとも影響を与えるものが写真です。なるべく写真写りの良い、明るいものを選ぶようにします。写真写りにあまり自信がない場合は、写真館などを利用するといいでしょう。

資格

介護に関する資格を取得しておくことは望ましいですが、多ければいいというものではありません。

介護職に有効である資格を3つほどに絞って記載するようにしましょう。

志望動機と自己PR

この欄で、人事の人は応募者の人となりを見ています。

自分だったらどんな人と仕事を一緒にしたいか考えてみてください。

介護業界に限らずどんな職場であっても、求められるような人材は決まっています。

好印象を与えられる素質を持つ人材だとアピールできるように努めましょう。

2017.07.12
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面接で注意しておきたい質問とは

次に、面接で注意しておきたい質問について紹介します。

面接では主にこのようなことが聞かれます。

  • 前職はどうして辞めたのか
  • 職歴に関する質問
  • 志望動機
  • 健康であるか
  • 喫煙習慣はあるか
  • 逆質問はあるか

介護職は人間を相手にするお仕事です。

以前の職場を辞めた理由が人間関係などであれば採用されにくくなる場合が多いでしょう。

ポジティブな理由を考えておくことをオススメします。

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まとめ

一般的に、介護職に就くことはそんなに難しくないのですが、「働き始めると想像以上に大変だった」と思う人が少なくないようです。

転職した後に後悔しないように、上で紹介した注意点を参考にしながら就職活動をしてみてください。

転職を考えるときは、事前にネットなどで介護職についてきちんと調べてから転職を考えるようにしましょう。

あなたの転職活動がうまくいくことを祈っています。頑張ってください!

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