介護職の初出勤時の心得3つ!服装・注意点など全部わかる 作成日:2017.11.14
最終更新日:2019.10.23
日本社会が超高齢化社会です。
つまり言い換えるのであれば、介護職の需要が高まっているのです。
そんな介護職になろう!と思った時に、気になるのは、「初出勤の時に気をつけることってなんだろう?」というところ。
この記事では、介護の初出勤での心得を解説していきます!
第一印象は重要!介護職員として初出勤する際の心得3つ
はじめに伝えておきたいのは「第一印象というのは、非常に大切だ」ということ。
最初の印象次第で、ひとつひとつの小さな行動も判断されてしまう、という実験も出ています。
例えば、大きな声で挨拶をしたとしましょう。「元気な挨拶だな!」と思われるか、「陰気なのに挨拶だけは声が大きいな……」と思われるかが変わってくるのです。
初出勤は非常に重要な段階だと覚えておきましょう!
介護職員として初出勤する際の心得3つ
介護職員として初出勤する際の心得として3項目をあげますね。
- 相応しい服装で行く
- コミュニケーションを積極的に取る
- やりすぎないようにする
以上について解説していきます。
初出勤に相応しい服装で出勤する
まず第1に初出勤するにあたり「服装」というのは極めて重要です。
なぜなら相手を判断する時に、見た目の印象というのが9割を示すと心理学の視点から示されているからです。
つまり初出勤の際にやはり派手で華美な服装というのは避けることがマストでしょう。
初出勤の際は清潔感のある服装や髪型をすることで、介護を必要とする人、およびその家族に良い印象を与え信頼してもらえます。信頼してもらえるように試みる姿勢そのものが評価される場合だってありますよ。
介護施設への初出勤で相応しい服装
介護施設への初出勤で相応しい服装を、具体的に紹介していきます。
- メモ・筆記用具は絶対に持っていく!
- 動きやすさを重視した服装
- 髪は束ねる
- 汚れてもいい服・靴
- 清潔感のある服装
基本的にはラフな格好でもOKです。しかし、清潔感がないのはダメですよ。相手に不快感を与えないのが最低限の条件です。
これは避けよう!ふさわしくない服装
では逆に、どのような服装は避けたほうがいいのでしょうか?
- スーツ
- ひらひらのスカート
- ヒール
これらの服装はなんと言っても動きづらいです。
初出社だし、ちゃんとした感じのスーツが良いかな?なんて気を効かせたつもりが、逆に迷惑になってしまうことも。
現場で働く人として自覚を持った服であればOKな場合が多いです。
服に関しては聞いてしまうのが一番
服に関しては、一旦聞いてしまうのが一番です。
受かった連絡を受けたのが電話などの場合、そこで聞いてしまいましょう。
どんな服がいいですか?と聞くだけで、「この人は気が使えるんだな」と思ってもらえるかもしれません。とにかく質問するのは悪いことではないので、どんどん聞いていきましょうね。
コミュニケーションを積極的に取る
第2に初出勤する際に重要となるのが「コミュニケーション」です。
やはり介護を必要とする人というのは身体的または精神的に問題を抱えています。
そのことを考え踏まえると、相手の立場に立つということはマストです。
初出勤で緊張するなかでなかなかそこまで意識して行動するのは難しいと思います。
しかし基本的なことはできるようにおさえておきましょうね。
とにかく笑顔で元気に!印象を大切にしよう
とにかく重要なのは第一印象です。
第一印象は3~5秒で決まります。そのため、笑顔で感じよく、姿勢よくいることが大切です。一度決まった第一印象を崩すのには、大変な時間がかかります。
はじめの時点でニコニコといい印象を与えるのは、非常に重要なんです。
会話は落ち着いて丁寧に!
聞く時は相手の話にしっかり耳を傾ける必要があります。また、話す時でも、ゆっくりはっきりと話しかけるようにしましょう。初出勤で緊張する場であっても、会話は基本なので出来ることが理想的です。
これは利用者と接する時はもちろん、上司や先輩に対しても同様です。しっかりとした受け答えをして、相手に好印象を与えましょう!
聞いたことはメモにとろう!今後の強い味方に
聞いたことはなんでもいいからメモにとるくらいの気持ちでいましょう。
施設の案内や仕事の説明などをたくさん受けるので、メモらなければほぼ確実に後で困ることになります。
また、メモをとることは、自分にとって大切なだけでなく、相手からの印象もよくします。
- 自分の話を一生懸命メモにとる新人
- ぼーっと聞いている新人
この2人なら、断然メモをとる人の方が信用できますよね。
やりすぎないことも大切
もう一つ大切なのことに、「やりすぎない」が挙げられます。
頑張りすぎてパンクしないように!
初出勤でなれない環境下で「何でも」となると頭がパンクしてしまいますよね。
はじめにすべてを覚えようとしない。とにかくメモにとって、細かく確認する。
このようにして、自分をおいつめすぎないようにしましょうね。
利用者に対してすべてをやってあげるつもりでいないこと
「介護」と聞くと、介護を必要とする人に対して「何でもしてあげなければならない」というイメージを持ってしまうと思います。
しかしながらやはり介護を必要とする人が出来ることは、その人自身にさせることで自信につながります。
すべてをしてあげるのではなくて、相手を「支える」のが仕事だと、はじめに思っておくと良いでしょう。
初出勤の印象をよくして良い環境にしよう!
介護職の職場環境はよくないと言われますが、基本的に職場というのは「自分でつくるもの」だと思っておくといいです。
自分の評価が上がり、必要とされれば、その分尊敬されたり、権限が増えたりします。
そのための第一歩として、初出勤の印象をよくしましょうね。
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