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介護業界の求人は名古屋ではどう?倍率や給与など

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介護の求人を探す際の名古屋のイメージ

名古屋市は、日本三大都市のひとつです。中部地域の経済や文化の中心になっています。かの有名な豊田市よりも人口が多くなっています。

観光地としては名古屋城が有名です。金のしゃちほこが名古屋のシンボルともされています。

また、なごやメシと呼ばれる地元のご飯も最近取り沙汰されています。ういろう・きしめん・味噌カツなどの名物はもちろん人気です。また、小倉トーストや喫茶店のモーニングなど、独自の食文化でも知られています。

今回はそんな名古屋の介護職の求人傾向について分析、解説!愛知県での転職をお考えのかたはぜひ確認してみてくださいね。

介護業界は名古屋で発展中!時流に乗った求人傾向

名古屋はかつてより時代の最先端を行く事業を数多く興しています。豊田市と共に自動車産業の中心となり、車椅子やミシンなどの製品製造の中心地としても発展しています。

これらの産業の発達は、この土地の人の時代を読む力、最先端を常に追求する心によって支えられてきました。

この傾向は今でもあります。現在のトレンドであるIT、そして高齢化の求人がこの市では多くなっているのです。特に介護の分野においては、福祉施設の充実が図られています。それに伴い、人材の確保も広く行われています。

雇用形態も多種多様で、正社員、派遣社員、アルバイト・パート等の雇用が充実しています。

これからもITと介護福祉業界を軸にした求人が広まっていくと見られています。

名古屋市の高齢化人口は?今後の介護求人需要の展望

名古屋市は、平成28年10月1日時点の総人口が2,276,121人。全国のとしても人口の多い都市となっています。その中でも65歳以上の高齢者人口は552,255人。全体の24.3%にまで登ります。

また、その中でも75歳以上の後期高齢者の人口は267,013人となり、総人口の11.7%。高齢者人口の中では、48.3%となっています。高齢者の中の半数近くが後期高齢者であり、高齢化が進んでいる状態です。

10年前との比較

約10年前、平成17年の名古屋は、総人口が2,215,062人。高齢者数が408,558人。後期高齢者数が171,558人。

平成28年に至るまでに総人口が+61,059人、高齢者数が+143,697人。後期高齢者数が+95,455人。なんと高齢者どころか、後期高齢者の増加量すら、総人口の増加量を超えるという結果となりました。

高齢化率は、平成17年の時点では18.4%でした。28年の24.3%至るまでに5.9%の上昇となっています。

平成17年当時の後期高齢者の割合は、総人口の中では7.7%。全高齢者の中では41.9%です。平成28年に至るまでに前者が3%増。後者が6.4%増です。

この10年間で高齢化は急速的に進んで来たことがわかります。

名古屋の中での高齢化率の高い地域

名古屋の中でも高齢化率が高い地域は以下の通りです。

  • 北区……28.0%
  • 中村区……27.4%
  • 南区……28.9%

これらの地域は必然的に市内での求人も多くなることになります。

特に北区に関しては、総人口も他の地域と比べて高い傾向にあり、高齢者の数も多くなっています。

愛知県の有効求人倍率は?全国平均よりも断然高い

愛知県の介護職の有効求人倍率は、平成27年の時点で3.47倍。全国の平均である2.36倍よりも随分多くなっています。

この有効求人倍率というのは、1人に対してどれくらいの求人があるのか、を表すもの。介護職の求人は全国では1人に対して2.36個あります。求職者の数に対して2倍以上の求人が出ているわけです。

愛知の場合は2倍どころではなく、3.47倍です。介護職として働く方にとっては非常に求人が見つけやすいでしょう、この数字自体は前年平成26年の3.95倍よりは減っています。とはいえ、長期的に見ると増加傾向にあり、これからも増減を繰り返しながら増えていくと見られます。

離職率は依然として高いが定着率向上に向けた働きかけあり

愛知県の介護職員の離職率は、17.0%。全産業平均では14.8%なのに対し、多い結果になっています。また、介護福祉士の資格を持ちながらも介護分野で働いていない介護職。いわゆる洗剤介護士の数も多いです。

一般的には政令指定都市は離職率が高い傾向にあり、愛知兼においても高い離職率になっています。

一旦就職したとしても定着率は低迷。労働条件・給与水準などに対するマイナスイメージが拭えないようです。

実際の介護職の中にはプライドとやりがいを持って働いている人が多くなっています。そのあたりの仕事の魅力が正しく理解されていないというのも、日本全体での介護職の離職率改善への課題となっています。

愛知県では研修の実施など、定着率向上に向けた働きかけを行っています。

介護職の平均給与!上昇中で昇給が期待できる

東海エリアの介護職の給与相場は基本的に高めになっています。地域的に見ても関東についでの給与の高さになっていますよ。

常勤では月給で211,360円。非常勤の場合は1,180円となっています。

現状で非常勤スタッフの時給はそれほど高いわけではありません。しかし、上昇傾向にあるので今後も昇給が期待できそうです。

また、派遣の場合はもう少し給与の水準があがります。週1~5まで働き方の幅が広いので、常勤の方も非常勤の方も、視野に入れてみてもいいでしょう。

名古屋の高齢化は超加速中!介護職の需要は増え続ける

名古屋の高齢化は現状で超加速しています。そのため、今後も介護業界の求人は増え続けると考えられます。

現状は高い離職率ですが、介護業界全体で定着率向上の働きがあります。名古屋でも研修などが行われる例も増えてきて、介護職の働き方改革は今後も拡大していくでしょう。

この都市は介護職の転職の場としては非常に未来ある都市ということになります。

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