介護求人は群馬ではどんな感じ？給与情報や離職率など

作成日：2017.09.27

最終更新日：2018.09.04

群馬県の平均年収は、281万7,000円です。東京が1位となっていて、373万1,000円でした。

全国平均は304万円となっています。

群馬県は関東圏内にありますが、全国的に見て給与は平均ちょっと下くらいになっているんですいね。

平成29年10月に最低賃金改定

平成29年10月に、最低賃金が全国的に改定されます。これによって、平均賃金もグッと引き上がってきます。

群馬の最低賃金は783円になります。759円から、24円も上がります。非正規で働いている介護職の方はもちろん、正規雇用の人の賃金も上る可能性がありますよ。

介護職の平気給与は一般的に低いと言われています。群馬県の給与はどのくらいなのでしょうか？

以下に県の介護職の平均給与を、月給、日給、時給、で挙げていきます。また、それぞれについて全国平均と比べていきますよ。

平均月収は22万8,068円！全国平均より高い

群馬県の介護職の平均月収は22万8,068円。全国平均が22万4,848円です。全国平均よりも3220円も高くなっています。

全体での平均年収は低いのに、介護職の場合は全国平均よりも高いとは驚きですよね。

日給・時給の場合は全国平均よりも低め

日給の場合は、9,344円でした。全国平均が9,556円なので、こちらはちょっと低めですね。

また、時給に関しても、全国平均よりも安めとなっています。群馬の平均が1,060円で、全国平均は1,146円となりました。

ボーナスは貰えてる？他県と比べて多いか少ないか

また、賞与の額も52万4,677円です。全国平均は42万4,390円となっています。

群馬県の介護職は全国と比べて、ボーナスが貰えている割合が高くなっています。ボーナスの量も全国よりも多めなんですね。

群馬県の施設では、人が足りていないと回答した人が63.0%にまで登りました。

全国の平均が62.6%なので、全国よりも人不足を感じている施設が多いということになります。

すごく足りないと感じている人は全国よりも少ない

「不足」の回答は、「①おおいに不足」「②不足」「③やや不足」の３つを分けたものになります。これら細かい項目別に見ると、以下のようになっています。

これを見るとわかりますが、おおいに不足と答えている割合は群馬よりも全国の方が高いのです。

つまり、緊急的に足りていない施設は、全国よりも割合が低いということになります。足りていない数値が高いからといって、全国的に過剰に忙しいということもないということですね。

労働に対して賃金が見合わないと言われている介護職。離職率も他の職業と比べてちょっと高めになっています。

また、イメージも悪く、採用に難を感じている施設も多いです。そんな介護の離職率・採用率ですが、群馬県の場合はどうなんでしょうか？介護労働実態調査を元に見ていきます。

群馬県の介護職の離職率は全国よりちょっと低め

群馬県の介護職の離職率は15.4％でした。全国平均が16.7％なので、比較的に離職率が低い地域だと言えます。

辞めている人の年齢で一番多いのが1年未満しか働いていない人でした。離職者の45.1％が1円未満で辞めています。一方全国だと、1年未満で辞めている人は39.9%にとどまっています。全国よりも5%程度、1年で辞める人の割合が高いんですね。

介護職の採用率は19.9％！全国より採用できてる

採用率は、19.9％。全国平均が19.4％なので、全国的に見ても採用はできている地域と言えます。

介護職の人数が順調に増えてきていると言えます。とはいえ、高齢者の数も増える一方です。急に人員が足りてくる、ということはないでしょう。

働いている人の属性を見ていきましょう。まず、平均年齢は45.9歳でした。全国平均が45.1歳なので、すこしだけ年齢が上、という程度ですね。ほとんど全国平均と言えます。年齢による就職のハードルは低いですね。

また、男女比に関しても全国と同じくらいで、女性が76.7％。男性が21.4％でした。ちなみに、全国平均が女性76.2％、男性21.4％となっています。

群馬県の介護求人は基本的に全国水準とかわりない程度となりました。

月給に関しては全国レベルよりも高くなっていましたね。県で求人を探すならば、日給・時給制の雇用形態ではなく、月給制のものを選ぶことをオススメします。

この記事があなたの転職の一助になれば幸いです！