高校生でも介護職員初任者研修の資格が取れる!取得方法とメリットについて解説! 作成日:2020.04.03
最終更新日:2020.04.03
「今高校生だけど将来介護職に進みたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は高校生でも取得できる介護職員初任者研修の資格をご紹介します!
在学中に資格を取っておくことで就職の幅が広がること間違いなしです!
介護職員初任者研修の資格は高校生でも取得できるの?
年齢制限や受講条件はなし
「高校生でも介護職員初任者研修の資格をとれるの!?」と驚く人もいるかもしれません。
しかも、福祉系の高校に通っていることが必須ではありません。
介護職員初任者研修の資格を取得できることをウリにしている福祉科高校も多く存在します。
しかも一般の高校生も資格取得出来ます。
実は講座を受講するにあたり年齢制限や受講条件は特に決まっていません。
講義を聞き、外の実習に行い学習することさえ出来れば何歳であっても取得可能です。
極端な話、中学生でも取得可能な資格なのです。
もちろん会社を定年退職してから介護職員初任者研修を取得した方もおられます!
介護職員初任者研修の資格取得方法は?
通学もしくはスクーリング(通信+通学)のいずれかの方法で取得する!
介護職員初任者研修は、通学スクールと通信・通学を組み合わせたスクーリングの2パターンに分かれます。
本研修には通信のみのスクールがない点に注意が必要です。
これは研修科目によって、演習や実習を行う必要があるからです。
実習を通じて、介護に必要なチームワークが養成されたり、実践力が培われます。
実習は都道府県が適当と定める高齢者・障害者施設で行います。
合計の研修時間は130時間
介護職員初任者研修はの10科目から構成されています。
合計の研修時間は130時間で、全研修を終えた後に1時間の筆記試験が行われます。
スクーリングの場合は、130時間中40.5時間まで通信で学ぶことが認められています。
しかし、その他の学習時間については全て通学で受講する必要があります。
特に研修の冒頭(要研修時間6時間)と締めくくり(同4時間)は全ての研修時間で通学が必要です。
福祉・医療系の大学を目指す人はかなり有利
周りと差別化できる!
高校生で介護職員初任者研修の資格を持っている人はかなり珍しく、福祉・医療系の大学を目指す人はかなり有利に働きます。
面接もある大学の場合だと、必ず介護職員初任者研修の資格は面接官の目にとまり質問されます。
そこで福祉・医療に関心があり、実際に行動力・情熱があることをアピールできるのです。
社会福祉士の資格は高校では取ることができない
社会福祉士は大学卒業が必要
高校に「福祉科」「社会福祉科」といった名称の専門学科が設置されていることがあります。
しかし、社会福祉士の資格は高校では取ることができません。
社会福祉士国家試験の受験資格が取れる進路はさまざまです。
最短ルートとしては、福祉系の4年制大学に進学し、卒業することです。
もし社会福祉士になりたい場合は、進学校に進んだ方が有利です。
なぜなら、福祉系の専門高校だと、進学サポートが充実していない可能性があるからです。
将来介護職を目指すなら取っておくべき!
- 年齢制限や受講条件はない
- 通学スクールと通信・通学を組み合わせたスクーリングの2パターン
- 就職に有利
- 周りと差別化できる
将来介護職での就職を考えている方にお勧めの資格です。
差別化を図るためにも、夏休み等を利用してぜひ取得してみて下さい!