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介護求人は中高年男性でも見つかる?成功に導くポイント4選

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介護求人は中高年男性でも見つかる?成功に導くポイント4選
「中高年男性では介護の求人が見つからない」と思っていませんか?確かに介護職は体力が必要な職種ですが、工夫すれば中高年男性でも転職することは十分可能です。今回は転職活動する上で押さえておきたいポイントを4つ紹介するので、是非実践してみてください。

介護職員だけじゃない⁉中高年でも働きやすい職種

介護職と聞くと、入居者の生活をサポートする介護職員をイメージする人が多いかもしれません。しかし、実はさまざまな種類があるため、中高年でも就きやすい職種を選ぶことがポイントとなります。

介護職員

まず、一般的な介護職員であれば体力が求められるので、男性スタッフの需要が高いです。介護職はどこも慢性的な人手不足に悩んでいるため、介護職員の求人を探せば仕事に困ることはないでしょう。

介護事務員

介護事務員は異業種の事務員と同じように、パソコンスキルがあれば年齢を問わず採用されやすいです。主な仕事として、施設の運営費管理や問い合わせの対応などが挙げられます。基本的に介護職員より体力を必要としない仕事が多いため、中高年の男性に向いています。

送迎スタッフ

送迎スタッフは介護関係の資格以外に、運転免許が必要となります。入居者が車の乗り降りをする時は介護しますが、それほど体力は求められません。しかし、少人数で介護することになるため、送迎スタッフは男性職員が多く見られます。p/

生活相談員

介護職に長年携わっている人は、生活相談員になるのも1つの方法です。介護をどのように進めていくか、家族や職員と相談して方針を決めていきます。体力より、コミュニケーション能力やヒアリング能力が求められます。

2017.09.21
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自分に合った施設を見つけましょう!

職種だけではなく、施設も数多くの種類があります。施設の種類によって入居者やサービス内容に違いがあるため、自分に合った施設を選ぶことが大切です。

有料老人ホーム

高齢者が暮らしやすいように設備を整えた施設を「有料老人ホーム」と言います。

介護サービスが受けられる「介護付き」、介護サービスを受ける場合は外部と再度契約する「住宅型」、介護が必要になった人は退所する「健康型」の3種類があります。

3種類の中で住宅型と健康型は重度の症状を患っている人が入居していないため、中高年でも勤務しやすいです。

また、有料老人ホームは他の施設に比べて費用がかかるので、スタッフの給料は高い傾向にあります。

特別養護老人ホーム

「特別養護老人ホーム」は要介護3以上の人が入居できる、比較的費用が安い施設です。

治療が必要なければ最期まで入居できます。要介護3は歩行・排泄・衣服の着脱といったさまざまなことを自力ではできない状態なので、入居者を全面的にサポートすると考えてください。非常に体力が必要な職場となるため、男性スタッフの需要が高いです。

介護老人保健施設

「介護老人保健施設」は退院後、自宅復帰を目指してリハビリを行う施設を意味します。要介護1以上の人から入居できるため、担当する人によって仕事内容が異なります。施設ごとに雰囲気やサービス内容がさまざまなので、事前に確認することが大切です。

介護療養型医療施設

「介護療養型医療施設」は「療養病床」と呼ばれることもあり、重い認知症や寝たきりの状態の高齢者が入居しています。要介護度が高い高齢者が多いため、体力に自信のある中高年男性に向いています。

その他

  • ケアハウス:家族に介護して貰うのが難しい60歳以上の人が利用する施設
  • グループホーム:認知症患者が一緒に暮らす施設
  • デイサービス、デイケア:一定時間だけ施設に通ってサービスを受ける施設
  • 訪問介護:スタッフが自宅に行って介護サービスを提供すること

ちなみに、デイケアはリハビリに特化しているため、デイサービスとは若干サービス内容が異なります。

ケアハウス・デイサービス・訪問介護の3種類は簡単なことなら自分でできる高齢者も多く見られるので、スタッフの負担が少ないです。

2017.09.25
「介護職への転職って男でもできるのかな」と疑問をお持ちの方のために、男性ならではのメリット・デメリットをまとめてみました!気になる方は読んでみてください!

施設見学をする時はココをチェック!

介護職の転職で失敗しないコツは、応募する前に施設を見学することです。実際に見学すれば雰囲気やスタッフの様子を確認できるため、就職後のミスマッチが起こりにくくなります。施設見学でチェックするポイントは以下の通りです。

  • 施設の清潔さ
  • スタッフ同士でコミュニケーションをとっていること
  • 入居者の状態や男女比率
  • スタッフの男女比率

排泄をする際、やはり女性入居者は男性スタッフに介護して貰うことに抵抗感を抱いている人が多いです。入居者は男性の多い方が、男性スタッフを雇ってくれる可能性が高いと言えるでしょう。

逆にスタッフは女性の多い施設の方が有利かもしれません。なぜなら力仕事を担う男性が少ないため、中高年でも採用されやすいからです。

2017.06.26
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これで完璧!介護職専門の求人サイトを使いましょう

最後のポイントは、介護職専門の求人サイトを使うことです。さまざまな施設の求人が掲載されているので、比較しながら自分に合った施設を探すことができます。2つ以上の転職サイトを使えば、さらに多くの情報を入手できるでしょう。

メドフィット

『メドフィット』は数あるサイトの中でも、求人数が圧倒的に多いです。スタッフが実際に施設を訪れて求人情報を入手しているため、リアルな情報を知ることができます。

メドフィットの詳細はこちら→【メドフィット基本情報・口コミ・評判】

かいご畑

『かいご畑』は資格取得の支援が充実しています。介護職に就いたことがない、または経験が浅い人はかいご畑で資格の勉強をしながら転職活動するのが得策です。

かいご畑の詳細はこちら→ 【かいご畑の基本情報・口コミ・評判】

4つのポイントを押さえて、介護職へ転職!

実は介護職にはさまざまな職種や施設が存在するため、自分に合った求人を見つけることが成功の秘訣です。体力に自信のある人は、男性スタッフの需要が高い特別養護老人ホームや介護療養型医療施設が向いています。

比較的楽に勤務できることを重視するなら、ケアハウス・デイサービス(デイケア)・訪問介護が最適です。施設の雰囲気やスタッフの様子を知りたい時は、見学によって現場を知ることが重要となります。

転職サイトに登録すると、キャリアアドバイザーが相談にのってくれることもあります。介護職に関する情報を提供してくれるので、まずは転職サイトに登録して転職活動の方針を決定してみましょう。

2017.09.21
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