介護職のスキルアップの仕方を紹介 作成日:2017.07.12
最終更新日:2019.10.18
介護の現場でどのようにスキルアップをしていけばいいかを解説していきます。現場でスキルを向上するために必要な資格や研修など順に紹介していきます。
介護職のスキルアップの仕方をご紹介
ますます需要が増してきた介護職。年々金銭面などの待遇面も改善してきています。
またこの業界の祝に就く人もそれにつれて増えていきキャリアアップを目指す人もたくさん出てきました。そこで今回はスキルアップの仕方を紹介します。大まかに分類すると以下の4つになると思います。
・現場で働きながら知識や技術を磨き上げる
・各団体(民間や公的機関)などが主催する無料の講座に参加する
・終了所などが発行される研修に参加する
・介護に関する資格を取得する
現場で働きながらスキルを上げていくのはもちろん、最近はやはりこの業界が熱いので無料の講習会なども頻繁に開催されています。
介護職スキルアップのための資格を紹介
スキルアップを実現したい方に向けてのおすすめの資格を紹介していきます。
国家資格の介護福祉士を取得
介護福祉士は国家資格でありこの業界の中では上位資格と練ります。制度改革があったばかりで悔悟職キャリアパスの最上位の資格に当たります。取得難易度ももちろん高めです。介護福祉士養成施設と呼ばれる厚生労働大臣が指定している養成施設を卒業するルートが一つ。
二つ目が介護福祉士の国家試験を突破するルートであり以上二つのルートがあります。
この資格を取得することで各施設でリーダー的な役割を担うことになります。
ケアマネージャーを取得し専門性を身に着ける
ケアマネージャーは利用者のケアプランなどを作成し適切なサービスを受けられるようにする仕事です。また利用者と施設との橋渡し的な役割も担うことも。この資格はこの業界での長期の実務経験が必要になる専門性の高い仕事になっています。
ケアマネージャーは国家資格ではなく都道府県ごとに設けられているものです。資格を取得するためには各都道府県が実施している「介護支援専門員実務研修受講試験」という試験に合格しなければなりません。
福祉用具専門相談員の資格で現場をサポート
最近の現場では介護用ベットなどどんどん進化しており施設では欠かせない存在になってきました。ほかの用具などもどんどん開発されており現場に浸透してきています。もはや用具が現場を支えているといっても過言ではないでしょう。したがって施設でも利用者が使いやすい用具の選定や調整を行う必要があります。
そこで用具の専門家である介護用具専門相談員という資格が新設されました。介護福祉用具貸与事業所は2名以上の有資格者を配置することを義務付けています。
今この業界で注目を集めている資格です。この資格でのキャリアアップも道もあるでしょう。
介護職の方におすすめの研修を紹介
スキルアップするためにおすすめの研修は介護職員実務者研修です。この研修を修了するとサービスの提供責任者となれることが特徴です。
この研修を修了した者は実務経験の日数関係なくサービスの提供責任者となれます。業務も専門性のある業務が追加されます。
また実務者研修では専門的な知識(医療的な面からでも)を身に着けることになるので現場でとても重宝されます。現場での待遇にももちろん影響してきます。
加えて研修修了者がまだまだ少ない状況なので転職の際に有利に働いたりもします。
2017年の1月からの制度改革により介護福祉士の資格を取る際もこの研修の終了が義務づけられています。
資格だけじゃない介護のスキルアップ
もちろん資格や研修だけでなくスキルアップを実現することも可能です。現場で実践しておられる方々の声から参考までに載せてみたいと思います。
コミュニケーションスキルアップで充実した介護を
コミュニケーションスキルを高めることで仕事が充実してきます。コミュニケーションは現場ではとても大切です。利用者との会話、他のスタッフとの会話全てがとても大切です。特に利用者との会話は大変重要でしょう。
利用者と綿密にコミュニケーションをとることで相手が何を求めているのか理解でき質の良いサービスを提供できます。
このコミュニケーションスキルが高められることによって仕事が充実することは間違いなしでしょう。
一緒に働く仲間から専門的知識を吸収
介護の現場では医療的知識が必要となってくるので看護師や医師などが一緒に勤務している場合があります。そうした専門的知識を有している者から教わることでスキルアップを果たしている方もいらっしゃいます。医療的知識は現場で大変重要になるので、そうしてスキルアップを果たすことにより現場で頼りにされ待遇もよくなったりするそうです。
介護現場でスキルアップを果たそう
介護でのスキルアップの方法は様々あります。資格を取得し目に見えるスキルアップから現場で仕事をしながらのなど道は様々です。
自分に合ったものを選び現場でもっと頼られる職員になりましょう。