介護職で転職する時期はいつがベスト？円満退職の方法

作成日：2017.09.22

最終更新日：2019.12.24

介護の新しい職場で働く条件としては、現在の職場よりも「高給」、「好待遇」、「良好な人間関係」を探すことがほとんどだと思います。

引っ越しなどを理由に新しい介護施設で働く場合も、今の職場よりも良い条件のほうが良いに決まっていますよね。

よりいい環境で働きたいのなら、事前に介護の求人が増える時期をあらかじめ知っておくことで、普段はなかなか求人サイトに出ないような好条件の求人に出会うことができます。

また、求人は出ていても応募するのを控えたほうが良い場合もあるので、これらを知っておくことでスムーズに転職活動を行うことができます。

介護の求人が増える時期は？

介護の求人の数が一番多くなるのは1月と8月以降だと言われています。

その理由としては、ボーナスの支給後に辞める正社員の人が多いためです。

常時求人の出ている介護施設もありますが、普段はあまり見ないレアな好条件の求人が掲載されている可能性が高まります。

しかしながら、求人の数が増えるということはそれだけ求職者の数増えるので、応募の倍率も同時に上がってしまうデメリットもあります。

繁忙期は避けるのが無難

8月や1月以降は、介護の求人が増加する傾向にあり求職活動を行いやすい時ですが、求職活動を控えたほう良い時もあります。

年末年始やお盆といったイベントごとのある時は、採用担当者も忙しいことが予想されるために控えたほうがいいです。

このような時は、施設側も忙しく面接している時間がないことも少なくないので、無理に連絡してもよい印象を与えることはできません。

転職活動を行う上では、こういったタイミングを見極めることも転職を成功させる一つのカギとなります。

労働条件が他の介護施設に比べてあまりよくない、人間関係が良好ではない場合は慢性的に人手不足になりがちで、辞めにくい環境かもしれません。

しかし、自分に合わない環境で働き続けると自分自身の体調を崩しかねないのであまりおすすめはできません。

しっかりとした手順を踏み計画的に転職することで、円満に退職することができ、自分に合った環境で働くことができます。

ここではどのタイミングでやめる意思を伝えるのがいいのか、転職する手順について説明していきます。

前もって伝える

退職届は最低でも2週間前に提出すれば法律的には退職することはできますが、常識的には1か月前以上に退職の意思を伝えるのが一般的です。

また、もし違う介護施設ですでに内定が出ていても、1ヶ月から2ヶ月は入社時期を調整してくれるところがほとんどなので今働く職場とうまく調整して辞めることができます。

慢性的に人手不足が続いている職場で勤務している人は、常に忙しく辞めることをなかなか上司に伝えられない場合がありますが、強い意志をもって退職することを伝えましょう。

事前にしっかりと退職することを伝えることで退職に向けた準備ができ、周りにも迷惑をあまりかけずに円満退職することができます。

転職活動を行う

前述したように、内定後も1～2ヶ月は入社を待ってくれる介護施設がほとんどなので、求職活動を始めることでやめる意思をより固めることができます。

最近では、働きながらでも求職活動を行いやすいように、キャリアアドバイザーがあなたの希望通りの求人を絞って紹介してくれるサイトもあるので比較的に簡単に転職活動を始めることができます。

キャリアアドバイザーは面接などの対策を行うだけでなく面接日の調整も行っているので求職者の人はとても楽だと思います。

先に新しい職場の内定をもらうことで何がなんでも辞めなければならない状況を作れるので、それに向けての準備もしっかりと行うことができます。

退職しようと思っても急に辞めてしまうと、今一緒に働いている同僚や施設側に迷惑をかけてしまします。

常識のある大人であれば、事前にしっかりと計画を立て退職するのがベストだと思います。

そのためには、まずどの時期に新しい職場働き始めるのかを明確にしてから職場探しいを始めたほうが良いです。

イベントごとのある、年末年始などのイベントがある時期は避け、求人数の増えるボーナス後の時期を狙いましょう。

しかし、それ以外にも、自分の希望通りの求人がでる可能性は十分にあるので、常に求人チェックできるようにしておきましょう！