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2017年最新版介護の求人!神奈川県での転職事情に迫る

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介護求人を探す際の神奈川県のイメージ・みなとみらい

神奈川県の総人口は913万人。東京に次いで全国で第2位です。

高齢者(65歳以上)の人口も多く、217万人となっています。同県の24.0%が高齢者となっています。この割合自体はそこまで高くはないですが、総人口自体が高いため、高齢者の数が多いのが特徴です。

平均年齢も徐々に上昇していて、高齢化も進んできている地域です。全国的にみても多くの施設や事業所が存在しています。

2025年には介護人材充足率が86.5%に!高齢化で人材不足

厚生労働省のデータによると、現在は神奈川県の介護人材充足率は100.6%。足りている状態です。

しかし、2025年には86.5%まで下がると考えられています。人数で言うと2万4千人以上にもなります。一県で2万人もの人材が不足すると考えると、結構大事ですよね。

このように、今後も介護の人材は求められていくと見られています。介護職として働いていて、将来的に働くに困ることはないと考えていいでしょう。

神奈川県の介護施設・事業所の特徴は

神奈川県の介護の特徴として、離職率が全国平均よりもやや高いというものがあります。同県には多くの介護施設があり、転職先も多いことから、短いスパンで転職を繰り返す層が一定以上居ることが原因のようです。

一方で、人気位の施設・事業所に関してはほとんどの職員が10年20年と長く勤めています。それだけの優良企業ということでしょう。長く勤める社員が多い分、欠員も少なくなっています。そのため、求人が出たときには応募が殺到するようになっています。

この地域には転職を繰り返す層もいる一方、長く勤められるような職場もあります。施設の二極化が進んでいるとも言えます。優良企業を見つけるためには、しっかりとした下調べが必要になりますよ。

病院施設の特徴

神奈川県の病院施設の特徴としては大手の病院が多いという点があります。やはり人口が多い東京都に比べると若干少なめにはなります。しかし、全国的に見ると大手の病院数は多くなっています。

特に市街地には大手の大学病院があります。大学病院は給与や福利厚生などの条件が良く、職員が長く勤めやすい傾向にあります。

県庁所在地でもある横浜市は日本一人口が多い都市となっています。もちろん、大学病院も複数ありますよ。最先端の治療を行う病院も少なくなく、人材不足によって介護職の需要も多くなっています。

東京に隣接する相模原市や川崎市もベッドタウンとして人気があります。過ごしやすい環境から、人口も増えていっています。また、それにともなって病院施設も充実しています。

高齢者向け介護施設の特徴

介護施設の50%が川崎市と横浜市に集中しているのが神奈川県の介護施設の特徴になっています。人口が多く、交通の便が良いことで、高齢者とその家族にとって人気のエリアとなっているようです。交通の便は労働者にとっても大切な条件のひとつ。求職者にとっても人気のエリアです。求人が多いのは嬉しいですが、倍率が著しく低いことはありません。

神奈川県の老人ホームの特徴としては「改装型」が多いということ。もともとベッドタウンとして発展してきた地域。そのため、独身寮が増えたという歴史があります。最近では使われなくなった所も多くあり、その独身寮を介護施設に作り変えて使っています。独身寮があるのは交通の便の良いところが多いです。そのため、アクセスのいい場所の介護職の求人も多めになっています。

神奈川県の介護職員の平均給与

神奈川県で勤める介護職員の月収平均は20万6千円となっています。

この数字は全国の平均よりも1万3千円ほど高いです。また、47都道府県中でも4位の給与の高さです。

パート・アルバイトの時給に関しても1,300円台など全国的に見ても高い傾向にあります。

南関東全域で給与が高く、この地域もそのうちのひとつとなっています。求人が多く、給与も高い東京が底上げをしている現状があります。東京の介護施設ではこれからも介護職の定着率を上げる方向は揺らぎません。このまま東京での高給の煽りを受けて、同県の給与も高いままで保たれるでしょう。

神奈川県の介護職員の転職・求人応募状況

神奈川県の有効求人倍率は2017年6月で、1.16。この数は、全国的にみても非常に低くなっています。順位で言うと47都道府県中の44位です。基本的に就職するのは難しいような土地なんですね。

しかし、この数字も去年に比べて0.1増えています。このように年々徐々に上がってきてはおり、段々と求人も増えてきています。

一方で、介護職の有効求人倍率は2.64となっています。この数字は非常に高く、転職に非常に有利でしょう。

一般的に介護職員の年齢層は50~55歳が多いのに対し、本県の場合は年齢に偏りがありません。

横浜、川崎などは求人が多いのはもちろんのことです。しかし、湘南など富裕層のエリアに高給な介護施設も増えてきました。好条件の施設を見つけることは難しくないでしょう。

好条件の施設の求人は一般に公開されないものも多く、探すならば無料の転職サイトを利用したほうが見つかりやすい傾向にあります。

神奈川は人口も多く介護の求人も多いから働きやすい

神奈川は人口も多く設備も整っています。それだけでなく、介護職の求人も多く、仕事自体も見つけやすいでしょう。

今後も東京の影響をうけて、また介護の人材不足によって、どんどん条件は良くなっていくことが見込まれます。

介護の状況に期待の持てる土地での転職はきっといいものになりますよ!この記事があなたの転職活動の一助になれば幸いです。

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