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介護業界に転職!送迎ドライバーの志望動機はどのように書くべき?

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介護業界に転職!送迎ドライバーの志望動機はどのように書くべき?

運転が好きな人は、介護施設の送迎ドライバーに転職するのもいいでしょう。

介護施設のドライバーは他の業界以上に安全運転を心掛ける必要があるので、志望動機の書き方にもテクニックが存在します。

今回は具体的な例文を挙げながら、志望動機の書き方を紹介します。

志望動機を書くテクニック

志望動機を書く際、以下の3点を意識することが大切です。

  • 最初に結論を書く
  • 起承転結を意識する
  • 具体的な経験を含める

まず、最初に「~という理由から、私は御社の送迎ドライバーを志望いたします」と宣言する必要があります。施設側の人間は志望動機の最初を見て良し悪しを判断するケースがあるため、結論を書いておくと後の文章も読んで貰いやすくなります。

さらに、具体的な経験を含めながら、起承転結を意識して志望動機を書くと綺麗にまとまるでしょう。具体的な経験は複数ある場合でも1つに絞り、深い話にすることが大切です。自己PRや自分の強みを生かせるような具体例を選ぶと、採用される可能性が高まります。

【例文まとめ1】介護職や運転業務の経験あり!

介護施設で勤務経験あり

介護施設でスタッフとして勤務した経験がある場合は、これまでの経験を生かして安心・安全な業務ができることをアピールしましょう。「以前○○という施設で高齢者の身の回りのお世話を担当していた際、非常にやりがいを感じました。送迎ドライバーはこれまでの経験を生かせると考え、志望いたしました」と書けば、介護業界に対する理解度の高さをアピールできます。

タクシードライバー経験あり

タクシードライバーはさまざまなお客様を乗せて移動する仕事なので、送迎ドライバーと似ている部分が多々あります。「タクシー業界で20年間勤務し、お客様から『ありがとう』と言われたことが忘れられません。特に高齢者に対しては乗り降りをサポートし、感謝されることが多かったです。タクシードライバーの時に培ったコミュニケーション能力や気配りの精神を生かし、送迎ドライバーとして安全な運転を心掛けます」が例文として挙げられます。

【例文まとめ2】未経験者が志望動機を書く時のコツ

家族がデイサービスを利用していた

あなた自身に介護業界の経験がなくても、家族がデイサービスを利用していた場合はその経験を絡めて志望動機を書くことができます。「認知症の母がデイサービスを利用していた際、送迎スタッフは玄関までしっかりと見送ってくれました。母は度々徘徊することがあったので、丁寧なサービスに感動したことを覚えています。その時、丁度送迎ドライバーの求人を拝見し、応募いたしました。私や母のように困っている人を助けるため、丁寧な運転とサポートを行います。

接客業経験あり

送迎ドライバーは高齢者とのコミュニケーションが必要不可欠です。そこで、介護職や運転業務の経験がなくても、接客業などコミュニケーション能力を生かした例があれば志望動機に活用できます。「飲食店に勤務していた際、車椅子が通れずに困っていた高齢のお客様がいました。私は他のお客様に許可を得てからテーブルや椅子を少し移動させた時『ありがとうございます』と声を掛けられ、高齢者の役に立つことに喜びを感じました」などの志望動機にすると、未経験でも高く評価されます。 全ての例文に言えることですが、「~という理由から送迎ドライバーを目指し、介護職初任者研修の資格を取得しました」というように資格の有無をアピールすると良いでしょう。

応募の前に仕事内容を理解しておくことが大切

志望動機を書く、求人に応募する前にまずは介護施設の送迎ドライバーの仕事内容を理解することが大切です。

仕事内容に合った志望動機となるため、「介護業界のことを理解している」と評価されます。

介護施設の送迎ドライバーの仕事内容

介護施設にはいくつかの種類があり、送迎ドライバーはデイサービスで必要とされています。

デイサービスは利用者が一定時間施設に通い、夕方頃になると自宅に帰る通所型です。

送迎ドライバーは朝、自宅へ利用者を迎えに行き、夕方に施設から自宅まで送ります。

施設でマッサージ師などの非常勤スタッフを雇っている場合は、その人を送迎することもあります。ちなみに、運転する自動車はワンボックスカーやワゴン車のような大きなサイズが一般的です。

運転業務だけではなく、利用者や車椅子の移動を手伝うことも送迎ドライバーの業務となります。安全運転を心掛けることは勿論ですが、高齢者のことを考えて乗り降りをサポートすることが大切です。

第二種自動車運転免許は必要?

送迎ドライバーは自動車を運転するため、普通自動車運転免許は必要不可欠です。施設によって異なりますが、AT限定でも転職できるケースが多くなっています。

「第二種自動車運転免許」に関しては、取得する必要はありません。

その他に必要な資格は?

その他に介護職員初任者研修や介護福祉士などの資格があると高く評価されます。

介護施設のスタッフが同乗しない場合は取得が必須となるので注意しましょう。

スタッフが同乗する施設なら普通自動車運転免許だけでも構いませんが、介護関係の資格があれば採用されやすいです。

2017.10.23
介護施設の送迎ドライバーの概要を一挙お伝えします。送迎ドライバーになるのに「2種免許」は必要?どこで働くことができるの? 正社員で働ける?などなど、介護施設の送迎ドライバーを目指す人には、必見の情報が盛り沢山です!

オリジナルの志望動機を作ってください!

志望動機は送迎ドライバーを目指したきっかけを書く部分ですが、自己PRや面接時の応答と繋げることが大切です。全体的に統一された内容にしておけば、自分の強みをしっかりアピールできます。今回紹介した例文を参考にしながら、あなただけの志望動機に仕上げてください。

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