派遣の介護職の仕事内容を紹介！

作成日：2017.07.18

最終更新日：2018.09.04

派遣として介護業界に働くためには、まずは人材会社に登録して職場に向かうことになります。

近年は介護サービス業全体で人手不足の影響があり、仕事内容にも選択肢が増えています。

また、関連した経験や資格を持っていればかなり高い時給で働くこともできます。

しかし、会社によっては保険に未加入のところもありますし、賞与が支給されない場合が多いです。

勤務条件は単純な時給だけではなく総合的に判断して決めましょう。

このように気をつけたほうがいいポイントが幾つか存在するので、働き方の特徴を理解しておきましょう。

では派遣として介護業界で働くことの長所と短所を紹介します。

メリット

まず考えられることは、就業時間の融通が利くということでしょう。夜勤を避けることや、短時間での勤務や、逆に夜の時間帯だけ働くことも可能です。

自分の時間が確保し易いので、資格の勉強に時間を利用したり、日中は他の仕事をしたりと、時間を有効活用したい人には向いています。また、アルバイトなどと比べると時給が基本的に高く、実務経験が積みやすいため資格が取りやすいことも挙げられます。

生職員は会社の別の事業所に移動することがありますが、非正規の社員にはそのようなことはないので、1箇所にとどまって働くことができます。

一方で、通勤時間などの関係で職場を変えたいと思ったら、すぐに変えることができるのも長所の1つです。

デメリット

先ほど、派遣社員は時給が良いといいましたが、年収という総合的な金額を考えると正規社員とどちらが高いのかは一概にはいえません。

それは賞与が正規社員には与えられるため、その分総合的にはもらえる金額が正規社員のほうが多くなることも多々あります。

また、考えられることは昇給や昇格などがないことです。いくら実務経験を得てベテランになったとしても、ずっと仕事内容や待遇面は変わらない、という状況の人がいます。

このように長所と短所があるので、あなたが何を重要視するのか考えましょう。

ここでは派遣介護の仕事がどのように行われているのか紹介します。

介護の仕事内容は、施設や自宅で、高齢者の身の回りの世話を行うことです。

高齢者が日常生活を送るために、障害や病気や筋力低下が原因で、自分ではできないことを援助することです。

高齢者が快適な生活を送るためにもその仕事内容は多岐にわたります。では具体的な仕事内容を紹介します。

毎日、起床したら着替えの手伝いをし、食事やおむつ交換や入浴補助など、非常に忙しいスケジュールになります。

高齢者の身の回りの世話は毎日24時間行う必要があるので、施設の職員は交代制で勤務しています。

一日の具体的な仕事

例えば、朝は着替えを手伝い、洗顔や排泄の手伝い、食事や薬の服薬を手伝います。昼頃には、彼らの趣味活動、例えばちぎり絵や書道などの補助や、運動補助や見張り、入浴の補助、介助を行います。

そして夜には、夜勤担当者が待機して、高齢者がトイレにいきたがったり、眠れなかったりしたときの対処をします。

介護の派遣の主な仕事内容を紹介しましたが、ここではもう少し詳しく説明します。

まず挙げられることは入浴介助です。水温だけでなく高齢者の体温に十分注意し、滑りやすい床にも十分注意しながら介助していきます。

介護の仕事内容の中でも体力がいる仕事ですが、高齢者の気持ちよさそうな顔をみて満足する人は多いです。

次は排泄介助です。排泄のタイミングや頻度は人によって異なるので、常に注意していなければなりません。しかも、排泄を他人に任せることがストレスとなり、精神的な負担や身体的な不快へとつながってしまうこともあります。

介護職は常に高齢者の負担を減らせるように配慮する必要があります。

次は食事介助です。ものを噛み砕いたり飲み込んだりする力が弱い人でも、その人にあった食事を食べさせることで食事の喜びを一緒に共有できます。

次はトランスファーです。これは、ベッドから車椅子などへの移動のことを指します。自力で移動できない高齢者を車椅子などの乗り物に乗せてあげることはとても重要で、寝たきりを防ぐ意味合いがあります。

最後に紹介することは就寝介助です。寝間着に着替えることを手伝います。高齢者の中には寝間着にもこだわりを持っている人がいるので、それらをしっかりと把握する必要があります。

いくつか介護の仕事内容を紹介しました。気をつけなければならないポイントは数多くあり、決して楽とはいえない仕事でしょう。しかし、高齢者にとって介護をしてくれる人はいなくてはならない存在です。

派遣介護職は高齢者たちの人生を支える仕事であり、とてもやりがいがあると思いませんか。