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介護職の転職で好印象な自己PRをしよう

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転職に成功した女性

少子高齢化の我が国では、介護の仕事は非常に需要が高くなっています。

そのため、求人件数はたくさんありますが、負担の多い仕事であるため、転職を検討する方が多いのが現状です。

今回は、介護職の現状と篆書工事の面接において面接官に好印象を与えることができる自己PRのコツを紹介していきたいと思います。

介護職の現状

まずは介護職の現状について注目してみましょう。

平成25年度に厚生労働省が行った調査では、転職をしたことがある介護職の割合は20代では3割程度、30代では7割程度という結果になりました。

この数字からもわかるように同じ職場で働き続ける介護職の方は少ないというのが特徴です。

人間関係がやはり離職原因

仕事場を離れる、または変える決意をした理由はそれぞれですが、多いものとしては「人間関係の悪化」や「施設運営への不満」などがあります。

介護の仕事は人手不足であることが多々あるため、一人の介護職の仕事量が多くなってしまう場合がよくあります。

このような状況になってしまうと、新しい仕事を探すのを決意する方が多いようです。

また、パワハラやいじめなども存在し、人間関係が劣悪な職場も少なくありません。

一緒に働く仲間との連携が上手くいかないと、業務も円滑に行えません。

人間関係で問題を抱えている場合は仕事に集中できないだけでなく、精神的にも負担となるので、特別な事情がない限りは無理せずに違う職場へ移った方が良いと言えます。

転職する際の注意点

次に、転職を決意した際の注意点について触れていきます。

より良い職場環境を求めて新しい職場を探すことは決して悪いことではありません。

しかし、新たな職に就いてもすぐに辞めてしまうということを繰り返すと、次の職場の採用担当から厳しい目で見られてしまうかもしれません。

なぜならば、「この人はうちに来てもまたすぐに辞めてしまうのではないか」と思われてしまうからです。

どうしても転職を繰り返さねばならなかった事情があるならば仕方ありませんが、むやみに職場を変えることは避けた方がよいでしょう。

転職理由も面接官に悪印象をあたえないものにする

また、以前の職場を退職した理由も、「人間関係がこじれた」「経営方針が気に入らなかった」というネガティブなものはやめましょう。

それが本音だとしても、そのあとには必ず前向きな理由を付け加えるようにしましょう。

面接官に将来の成長を期待させるような内容が望ましいでしょう。

たとえば、「以前の仕事先では~が原因で退職しましたが、次は今までの経験を生かして~していきたいです」などがあります。

さらに、マイナスな理由をそのまま説明するのではなく、なるべくポジティブなものに言い換えることも必要です。

長く務めたいという意志を示す

最も肝心なことは、面接官に「もう転職するつもりはない」という意気込みを伝えることです。

どこの介護施設でも生じうる問題を退職理由としている介護職に対して面接官が抱いている懸念は、前回の退職理由と同じような難癖をつけて、すぐに退職してしまうのではないか、ということです。

転職回数が多い人は、退職理由を特に注目されていることを意識して、不利にならないような理由を述べましょう。

好印象を与える自己PRのコツ

最後に、介護職の方が好印象を与えることができる自己PRのコツについてご紹介します。

最も重要なアピールポイントは、「即戦力として現場で活躍できる」という点です。

仕事を変えた回数が多いとマイナスに見られてしまうのではないかと考えがちですが、いくつもの介護施設で働いてきた経験から得られた知識は、新人に比べたら圧倒的に多いはず。

そこをアピールしていきましょう。

また、未経験、、無資格の場合は熱意や介護職を選ぶ理由を伝える必要があります。

介護業界は人が足りていないので、未経験、無資格でも十分にチャンスがあります。

しっかりと気持ちを伝えられるようにして面接に挑みましょう。

介護経験者はスキルと知識をアピール!

人手が不足しがちな介護業界では、新人に仕事を教える手間さえもなるべく省きたいと考えるのは自然なことでしょう。

様々な施設で得た豊富な知識を活用し、入社してすぐに一人で働くことができれば施設側からしても非常に助かります。

加えて、以前の職場で働いた経験のエピソードも自己PRとして用いましょう。

失敗した話でも、そこから得たものがあればプラスな話となります。

今持っているスキルを、今後どのように生かしていくかについて話すことで、新しい仕事への熱意も表現できるでしょう。

未経験の場合は介護職への思いを伝えて

自分の介護に対する思いや考えがあれば、そちらも熱く語りましょう。

あなたの本気が伝わり、自己PRの内容もより深いものとなります。

また、面接官に「この人に働いてもらいたい」、「この人と一緒に働いてみたい」と思わせることができるような自己PRが重要です。

介護の仕事という性質をふまえると、「明るい」、「人と接するのが好き」、「面倒を見るのが好き」、「誰とでも仲良くなれる」といったような性格をアピールすることが良いでしょう。

採用に結びつけられる可能性が上がります。

転職でも恐れずに自己PRを!

いかがでしたか。

介護の業界では転職する方が多いという特徴があります。

そのため、今の職場に不満がある方は思い切って職場を変えてみることも選択肢の一つです。

複数の介護施設で働いてきた職員ならではのメリットをしっかり自己PRでアピールして、より良い職場に巡り合えることを祈っています。

本記事が皆様の一助となれば幸いです。

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