大田区で介護の仕事がしたい方必見！求人情報を詳しくご紹介！

作成日：2017.10.26

最終更新日：2019.10.18

大田区は、東京都の東南部に位置する人口約72万8000人の街です。

東京湾の埋め立てで徐々に面積が拡大され、現在は東京23区の中で最も広い都市になっています。東京湾に面した臨海部では、海浜公園や野鳥公園などが整備され、都心にいながら自然に触れ合える場所が多いです。

蒲田地区を中心にした町工場や臨海地域の工業地帯・田園調布の高級住宅街など、エリアによってさまざまな表情が見られるのも区の特徴になっています。

羽田空港が近い他、中心の蒲田駅にはJR京浜東北線をはじめとするさまざまな路線の利用ができ、どこにでもスムーズにアクセスが可能な立地です。

2015年の調査では、大田区の人口に対する65歳以上の割合は22.1％で、全国の平均である26.3％を下回り高齢化は比較的緩やかに進んでいると言えます。

ただ、東京23区で比較をすると高齢化率はトップクラスで、大田区が抱えている街の特徴で介護の需要が高い地域とされます。

町工場が多く昔ながらの職人さんの引退後介護施設の需要あり

もともと昼夜の人口の増減率が低いエリアで、その理由として大正時代から続く町工場の存在が挙げられます。

年間の製造品出荷額は7000億円を上回る全国でも有数の金額を誇り、4000以上を数える工場には3万人を超える従業員が働いています。ただ、工場を経営するのは昔ながらの職人で、今後急増するであろうと考えられる引退後の高齢者施設の整備が課題として急がれているのが現実です。

区としても介護事業に力を入れる方針

大田区では、介護老人保健施設や特別養護老人ホームの拡充に力を入れ、2010年から2018年の間に定員を2160人から3000人に増やすという計画を実践中です。

入居待ちをしているたくさんの高齢者がいるという現状を解決するために、区民はもちろん介護の現場で働く人たちから多くの期待が寄せられています。

介護保険制度が開始された2000年の大田区での介護サービス利用者数は約8000人でしたが、10年後の2011年には約2万人に増加をしています。施設サービスと居宅サービスでは、施設が800人の増加に対し居宅が1万人以上の増加を見せています。この結果から、在宅で介護サービスを受ける方が圧倒的に多いことが分かります。

サービス利用者の傾向

在宅サービス利用者を詳しく見てみると、割合が最も多いのが要介護2や3の認定を受けている方で、2番目が要介護4と5、3番目が要支援1・2と続きます。

サービスの内容別では、デイサービスを利用している方が約39％、ホームヘルパーの利用者が約15％、ショートステイを利用している方が約8％になっています。この結果から、大田区はデイサービス利用者が多くショートステイ利用者が少ないことが分かります。

大田区の介護施設数は814施設で、人口1000人に対する施設の割合は全国の平均を下回り、新たな施設の整備が急がれています。また、区内で介護の仕事に携わっている方の数は約4900人で、全国の平均を大きく下回り介護スタッフが不足している状況です。

介護の求人数も1000件以上あり、デイサービスや介護老人福祉施設の求人が多く出ています。

未経験でも働けるようなサポート体制の整った施設が多い

経験がなくても働きながら資格を取得できる体制が整った職場が多く、研修制度や先輩介護士によるサポートがしっかりしている施設の求人がたくさん出ています。

キャリアアップをしたい方はもちろん、介護士としての技術を丁寧に身に付けたい方にも良い環境が整っていると言えます。

大田区の介護士の給与の相場は、約21万円から23万円です。介護職の平均給与が17万円程度なのに対して、非常に高い水準です。介護職全体をみても、東京都が全体の平均を引き上げているという現実があります。

大手企業が運営する高齢者施設では30万円の好待遇な職場も見られます。

頑張った分が賞与に反映されるなど給与の待遇面が充実した内容も見られます。

福利厚生も充実していて自分にあった働き方ができる

勤務形態も正社員や契約社員・パートなどさまざまな働き方が提案されているので、自分のライフスタイルに合った職場選びができる環境です。

日勤・夜勤を別々に募集して、残業が少ないことを提案している求人がたくさんあるので、オフの時間を充実させることができます。他にも、女性が働きやすいように産休や育休・介護休暇などを設けるなど、採用側も優秀な人材を確保し育てていきたいと考えていることが窺えます。

また、比較的駅から近い求人が多く、通勤しやすいのも魅力になっています。そうでなくとも、寮や社宅が完備され遠方からでもエントリーしやすい体制が整っています。

大田区では、今後を見据えて行政や企業が連携し、高齢者を支える体制が整えられています。

現状として、施設も介護士も不足をしており、施設側も働く環境や待遇を良くして人材を確保しようという動きが見られます。

売り手市場でたくさんの求人があるので、希望にピッタリの職場を見つけやすいのが特徴と言えます。

希望の求人を探すには転職サイトを利用するのも有効な手段！

ただ、あまりに多すぎて自分では決められないという方は、介護職を専門にする転職サイトを利用するのも一つの有効な方法です。

転職活動に必要なノウハウやたくさんの求人情報を入手することができ、プロフィールを登録するなど応募が簡単にできるというメリットがあります。