介護職に多い女性の特徴・イメージ!介護現場の女性は性格が悪い? 作成日:2017.11.13
最終更新日:2019.11.13
「介護職に転職してみたいけど、悪い噂とかよく聞くし、大丈夫かなぁ……」
そんな不安を抱えている人は結構います。
要因として職場環境とか、人間関係とか、性格の向き不向きなどなどあるでしょう。
そこで今回はその「性格」について着目していきます!
世間的には「気が強い」ひとが向いている(?)という評判が流れていますが本当にそうなのでしょうか?
そこで今回は介護職に多い女性の特徴についてまとめていきます!
介護職の女性に多い特徴5つ!真面目でシビアな人が多い?
介護職に多い女性の特徴として大きく5つが考えられます。
1:お年寄りの小さな変化にも気付くことができる人
2:介護職を舐めてかからない人
3:興味をもって根気よく学び続けることができる人
4:「人の役に立ちたい」という気持ちを持っている
5:客観的な視点で利用者を見られること
以上の6つが最大の特徴となります。それではそれぞれについて詳しく見ていきます!
お年寄りの小さな変化に気付くことができる
介護をする上で、大切なことは、以下の二点です。
- 常に根底でお年寄りの方を敬う気持ちを持つこと
- お年よりと関わることを楽しいと思うことができること
どれだけ動作が遅くても、ペースを合わせて穏やかな気持で支えてあげることができる。
そしてお年寄りの小さな変化にも気付くことができるきめ細やかな配慮も持っていることが、介護職の女性の特徴です。
介護職を舐めてかからない
介護業界は人手不足だから簡単に就職できる、といった軽い気持ちで始めてもうまくいきません。介護職の仕事は介護に関する知識は勿論のこと、医療の知識、法律の知識も必要です。
知識だけではありません。人と直接触れ合うサービスの仕事です。コミュニケーション能力や観察力も必要です。
軽い気持ちで臨むと痛い目にあってしまいます。そのため、介護職の女性には「介護の仕事をなめてかかっていない」という特徴があるのです。
興味をもって根気よく学び続けることができる人
介護職は、介護の専門職。必要とされる知識も、並大抵のものではありません。
高齢者によって、症状はさまざま。すべての事例に正解がないなかで、よりよい選択を重ねなければなりません。
そのためには、やはり興味を持って「学び続けること」がどうしても必要というわけですね。
「人の役に立ちたい」という気持ちを持っている
介護職はとても社会的な意義のある職業です。そのため、働く人には、「人の役に立ちたい」と思っている方が多い傾向にあります。
実際に介護の仕事にプライドを持っている人というのも、「人の役に立っている」という意識があってこそです。
介護の仕事は身体的にも精神的にも負担がかかります。自分が役に立っている実感があれば、どうにか耐えて頑張っていけるというものです。
利用者と適度な距離を保つことができること
人の役に立っている、と自分の仕事にプライドを持つことは重要です。しかし、優しいだけでは介護の仕事は勤まりません。
情に流されてしまったり、気持ちを入れすぎたりしては、仕事にならないのです。
利用者に寄り添い、近い距離で接することはもちろん大切です。しかし、金銭の管理をお願いされても受けることはできません。また、精神的に依存されてしまっても行けないのです。
>利用者と寄り添いながら、近づきすぎない。適度な距離を保つことができる人が、介護職の女性には多いです。
介護職の女性には気が強い人が多い?その理由とは
世の中で噂される、「介護職の女性は気が強い人が多い」という情報。これは本当なのでしょうか?
結論から言うと、「人による」としか言えません。しかし、気が強い人の割合が多い、と感じている人が多いというのは確かです。
働く女性はみなどこか厳しい部分がある?
働く女性に一様に言えるのは、「気が強い人が多い」ということでしょう。
「専業主婦は余裕があって、働いている人は余裕がないからでしょ?」と思うかもしれませんが、それだけではありません。
働くというのは、責任を持つということ。多少は厳しくならないと「責任を守れない」ということがあります。
介護の仕事は体力と精神力が必須!精神的に気合と覚悟を持った女性が多い
介護の場で働くには、想像以上の体力と精神力が必須です。
介護の現場では1日中動き回っています。特に体力的にきつくなる時間帯は夜です。
定時でのおむつ交換に始まり、頻繁なナースコール、徘徊、そして空いた時間での事務作業。それ以外にも様々な不測の事態に対応しなくてなりません。
精神面では様々なことを我慢しなくてはなりません。暴言をはかれる、ケアを断固拒否される、介護以外の仕事を頼まれる、など想定外の事態がたくさん起こります。
そのため、介護の現場には気合と覚悟を持った女性が多いです。
介護職は命を預かっているので厳しくなっている部分も
介護職の女性が他の職業と違うところは、「人の命を預かっている」というところでしょう。利用者1人の命を預かっていては、やはり生半可な仕事はできません。
これは、働いている女性だけではなく、子育てをしている女性にも同じことが言えます。子供の命に責任を持っているから、母はつよくなれるのです。
「気が強い」には、そうなるだけの理由がある、というわけですね。
「気が強い」ことが介護にもたらす良い点!悪いことばかりではない
では実際に「気が強い」は何か良いことをもたらすのでしょうか。
「気が強い」は女性としてたくましい印象を与えて、要介護者から信頼を集めやすいと考えられます。
声も小さく、一見なよなよしている人なら、断られなそうだからものを頼みやすい、と思うかもしれません。
しかし、自分の体を起こしてもらうときなどに、そんな弱い人に任せようと思いますか?頼りない人には任せたくないですよね。
決して、気が強い=優しくないではありません。思いやりがある人であれば、気が強い女性に介護を頼んだほうが安心です。
従って、「たくましく」そして「優しい女性」が介護の現場に求められます。
介護職の女性の世間からのイメージは?
介護職についている女性の世間からのイメージは、ポジティブなもの、ネガティブなもの両極端です。
以下に具体的に紹介していきますね。
ポジティブなイメージ
まずはポジティブなイメージから行きましょう。こんな意見が上げられています。
- 心が優しい
- 気配り上手
- お年寄りが好き
- 責任感がある
- 辛抱強い
- (自分の親族が助けられ)感謝している
- 笑顔でいる
- 人の話を聞くのが上手
- 家族のことを大切にしそう
- サバサバしている
- 高齢化によって未来ある仕事
- 世間の役に立つ大切な職業
ネガティブなイメージ
次にネガティブなイメージも紹介していきます。
- 何も出来ない人がやる
- 格好わるい
- 汚い仕事もする
- 薄給・雇用面の待遇が悪い
- 地味
- 体力的・精神的にきつそう・大変そう
ネガティブなイメージもポジティブなイメージも存在する
一時期「ブラック」と騒がれた中で、介護職には良くないイメージも未だに存在します。
ただ、思ったよりも良い意見も多かったのではないでしょうか?
もし介護職として働いていて、世間からのイメージが気になる場合は「ポジティブに思う人も居る」ということを忘れずにいてください。
あなたがしている仕事は社会的な意義が高く、とても素敵な仕事です。あなたが誇りに思える仕事に対し、ネガティブなイメージを押し付けてくるような人と仲良くなる必要はありますか?
自分も自分の仕事も大事にしてくれる人を大切にしてけばいいのです。
もし介護職の女性との人間関係に悩んでいたら!
「気が強いって悪いことだけじゃない!」そんなこと言われても、納得が行かないこともありますよね。
「あの人は気が強いというか、性格が悪いんだ」
「どうしても職場の女性と折り合いが付かない……。悩んで精神をやられそう……」
そんな風に人間関係に悩む介護職の方も多くいらっしゃいます。
悩んでいる時は自分の気持ちを整理して対策しよう
悩んでいる時は、頭が混乱して、気持ちの整理がつかないものです。
そんなときは、紙に書き出すなどして、気持ちの整理をしていきましょう。また、少し落ち着いたら。自分でその悩みへの打開策があるかも考えてみると尚良いですよ。
また、誰かに相談してみましょう。身近な人に相談するのももちろん良いですが、愚痴になってしまいがち。上司に相談すれば、公平な意見を聞かせてもらえる可能性が高いです。
まずはアウトプットして、自分の中の感情を客観視していきましょう。
自分から現状を変える努力も必要かも
現状を変えなければ、自分が辛いまま生活をしなければなりません。
具体的行動としては、相手と距離を取ることです。
相手が自分にとって大切にするに値しない人なら、無理に仲良くする必要はありません。
「仕事の関係は仕事の関係」と割り切って付き合うことが大切です。もちろん、無視をするなどは社会人マナーとしてよくないので、過激にならないように注意ですよ。
相手と無理に仲良くしなくてもいいと思ったら、今までの無理な遠慮などがなくなり、正当な主張ができるようになるかもしれません。それが、相手との関係性を対等にしてくれる可能性もあります。
どうしても耐えられないなら転職して環境を変えて
また、人間関係に悩んだ時、必要なら転職などの手段に出るのも一つの手です。
どの業界でも、人間関係での転職は良くある話。こだわらなきゃいけない理由があるなら別ですが、特にないなら転職が結局一番手っ取り早いです。
「人間関係で疲れてて、転職する気力もない……」そんなときは、転職エージェントに相談してみてもいいでしょう。エージェントなら、内部の情報にも詳しいので、転職で失敗する可能性もグッと低まります。
このサイトでおすすめなのは、「きらケア」です。特に内部情報も詳しいので、有益な情報を与えてくれます。利用も無料ですし、転職を考えていなくても、情報収集だけにも利用できますので、検討してみるといいでしょう。
人間関係に悩みたくないなら転職の際に気をつけて
初めて介護職になるとき。また、元々介護職で、違う職場に転職するとき。そんな時に人間関係に悩みたくないのは誰しも同じです。
人間関係に悩みたくないなら、転職の際にしっかりと調べることが何よりも重要です。
職場探しの際に見学に言ったり、その施設の口コミをみたりなど、下調べは入念に行いましょう。
貴方の介護職生活が、笑顔にあふれたものになることを願っています。